COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/09/08

【vol.416】リオ五輪を観ながら、チーム力について考えたこと

いよいよ、パラリンピックが始まりましたね!

個人的に猛プッシュなのは、視覚障がい者ランナーの道下美里さん。
私が朝ランしている大濠公園で練習している選手です。

ヨタヨタ走る私の横を、伴走者と共に楽しそうに駆け抜けていく様は、とても素敵!
(言うまでもありませんが、めちゃくちゃ速いです)

陸上つながりで言うと、先日のリオ五輪で私が一番印象に残っているのは、男子400mリレー決勝です。

世界中に衝撃が走った日本チームの銀メダル!

私は選手二人のコメントが、とりわけ心に残っています。

「絶対にメダルを取って帰ろうと口々に話した。」(ケンブリッジ)

これ、口に出すのは簡単です。
アメリカ、ジャマイカ、カナダを目の前にして、個別の走力では完敗なのに、それでもなお“断固たる決意”を持ち続けられたこと。
一人でも本気度が足りなければ、決してメダルには届かなかったはずです。

そしてもう一人、ぐっときたのが飯塚選手のコメント。

「気配はなかったけど、来ると信じていた」

そこまでの相互理解と信頼関係を築くために、どんな練習を積み重ねてきたのか!

決勝では、走者がスタートを切る目安の距離を、なんと“センチ単位”で修正したそうです。
それだけの緻密な技術を“共に”磨いてきたという自信が成せる関係性。

「圧倒的な努力」で「技術」と「自信」と「信頼関係」を身につけた。
だからこそ“メダルを取る”という「ゴール」に向けて、数センチ単位の「チャレンジ」が出来たのですね。

このことは会社組織でも同じだと私は思います。

会社は「団体競技」です。
仮に個々の能力が競合に劣ったとしても、ゴールを共有し、圧倒的な努力とチャレンジで超一流のチーム力を発揮することができる!

そう思わせてくれた400mリレーに、最もぐっときたのでした。

道下美里さんが出場する女子マラソンは、9月18日21:00スタート。
今から楽しみ!
私もテレビの前で応援しまくります!

《まとめ》
スポーツは「人づくり」「チームづくり」という視点で観戦すると、多くの気づきが得られる。

 

400m