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2018/01/30

【企業訪問レポート】力の源ホールディングス

【福岡発の企業として、博多・日本の食文化を通じて、世界で革命を起こす】

 

■企業訪問レポート 〜 力の源ホールディングス 様 〜

こんにちは!たまちゃんこと北九州市立大学3年の中原瑶貴です!

キャリア革命を応援してくださっている『株式会社 力の源ホールディングス様』(以下、力の源HD)に訪問してきました。一風堂で有名な力の源HDの魅力について、たっぷりと伺ってきました😉💫

お相手をしてくださったのは、力の源HDでラーメン王子として活躍されているイケメン関口さん💓


たまき:今日は2時間よろしくお願いします!まず、関口さんについて聞かせてください。関口さんはどんな学生さんだったのですか?

関口さん:中高時代は野球少年⚾️でした。高校は野球の推薦で入学し、男子校でスポーツクラスに所属していました。クラスメート全員がスポーツにのめり込んでいた環境で過ごしました。でも、大学では怪我の影響もあり、野球を辞めると決めていました。高校時代の恩師からの教えの一つに「高校でいくら辛い練習に耐えたとしても、実績を残したとしても、それが通用するのはその競技をやっている時だけ。辞めてしまえば普通の人で、これから出会う人に実績は通用しない」というものがありました。(人生、常に努力しなさい、という意味。)この言葉が体に刷り込まれていたので、今まで野球に使っていた時間を最大限違うことに使ってみることにしたんです。大学入学時からアルバイト3つ、サークル3つを掛け持ちしていました。


【人生を変えた出会い】

たまき:それはなかなかハードな生活を送られていたのですね!中でも印象に残っている活動を教えてください。

関口さん:他大学との合同プロジェクトチームによる、モンゴルの環境改善プロジェクトですね!友達に誘われて、なんとなく足を踏み入れましたが、スポーツしかしてこなかった私は完全にアウェイでした(笑)みんなすごく頭が良くて、英語も話せて、パソコンもブラインドタッチ。全くついていけませんでした。パソコンは持っていたもののメールアドレスすら取得していませんでしたからね(笑)

たまき:よくその環境に耐えられましたね!!

関口さん:所属していたら、だんだんとその色に自分も染まっていきました。その頃の僕は英語が全くできなくて、現地の人と話す際は常に通訳を挟まなければなりませんでした。すごくもどかしくて…絶対に英語を話せるようになろうと決めました。そして、帰国してすぐにカナダへのワーキングホリデーに踏み切ったんです。

たまき:なんていう行動力!関口さんが世界に飛び出していくきっかけをくれたのは、そのモンゴルでの体験なんですね!

 

【歴史的瞬間になることを確信、ニューヨークへ】

たまき:関口さんは大学生の頃、一風堂でアルバイトされていたそうですね。

関口さん:してました!小学生の頃から食べ歩きしてたほどのラーメン好きで!大学生の頃に、東京にある一風堂の吉祥寺店を訪れたんですが、そこで働いている人達がとにかくカッコよく見えて。ラーメン屋でアルバイトするなら一風堂にしようと決意しました。その後、池袋店が新しくオープンするということで、池袋店でアルバイトを始めました。

たまき:一風堂との出会いは、そんなところから始まったんですね!一風堂のアルバイトで今でも忘れられないような出来事はありますか?

関口さん:カナダへワーキングホリデーにいっている最中に、一風堂が待望の海外1号店をニューヨーク(以下NY)に出すことになったんです。しかも、日本でアルバイトしている頃にお世話になった方が、そのNY店の店長で。いても立ってもいられなくて、「アメリカへの大学留学と共に、NYの立ち上げに関わってもいいですか?」と直談判しました(笑)

たまき:1大学生の、1アルバイトの関口さんが、なぜ海外1号店の立ち上げに携わろうと思ったんですか?相当な決断ですよね(笑)

関口さん:ラーメン屋さんがまだ少ない海外、しかもNYという世界的都市に、100席規模の一風堂が進出するなんて、「間違いなく歴史的1ページになる」と確信が持てたんです。実際にOPEN時には、約2時間の長蛇の列ができました。

たまき:OPENに立ち会ってみて、いかがでしたか?

関口さん:NYは多くの異文化が交差している街なので、異なる人種・文化の方々が、それぞれ全く異なる食べ方をしていて、衝撃を受けましたね。

 

【日本のブランドを世界へ】

たまき:関口さんは力の源HDへそのまま入社を?

関口さん:いえ、新卒は株式会社ユニクロに入社しました。僕はNYの経験を通して「日本のブランドを世界へ伝えること」をやっていきたいと考えるようになりました。一風堂もそうだったんですが、ユニクロも日本代表として海外で戦っている姿が格好よく見えたんですね。帰国してからもこの思いを胸に就活をスタートさせ、色々な出会いの中でユニクロに決めました。

たまき:なるほど。そんな日本を代表するユニクロに入ってみていかがでしたか?

関口さん:学生の頃は、自分の得意なものに特化することができるし、好きなものや付き合う友達も選べる。学校選びも、自分の偏差値が分かって、学校にも偏差値があるので、それに合わせてどうするか対応できますよね。社会に出たら、会社に偏差値はないし、今までやったことのない難易度の高い仕事や要望が待っています。そして、できないことに自信をなくしたりする。社会人と学生の違いは、その自信の持てない部分に挑戦していかなければならないことでした。社会人1年目はこれを痛感しました。

たまき:具体的には何をされていたんですか?

関口さん:半年間の研修を経て、3年間で6店舗の責任者をやりました。ひとつの組織の上に立つということは、主体性を出さざるを得ない環境です。店舗の方針を決め、売上に責任を持つ。さらには店舗で働く人に、細かく指示を出す必要もあります。話すと簡単なことのように聞こえますが、当然スタッフ1人1人の性格も、今までの環境や価値観も違うので、この「伝える」ということが本当に難しかったです。ですが、自然と周りに意識を置くことができるようになったのは、自分の中で大きな成長でした。その後、さらに経験を積むべくリクルートに転職をしたのですが、このユニクロで培ったスタンスが、後に大きく役立ちました。会社の規模や業種が違っていても、仕事で大切なことは同じだなと体感しました。


【自分の戦いたいフェーズを見て、
ステージを決めよう】

たまき:全く異なるキャリアを経験されている関口さんから、これから就活を始める学生にアドバイスをいただけますか?

関口さん:会社には段階、つまりフェーズがあるんです。例えば、始めたての2〜3人のスタートアップで「これから世の中にインパクトのあるプロダクトを創りたい」という環境で働きたい人は、「何時に退社したい」等といったことに優先順位を置いている人はおそらく少ないわけで・・・むしろ何も無い尽くしを自分達で創り上げていくことに、やりがいを感じている。一方で何千人っていう人が働く会社では役割分担がしっかりできていたり、制度が既に整っていたりする可能性が高い。どこのフェーズの会社で働くのか?ということが1つのポイントだと思います。どちらも数年後には、やるべきことが変わっています。どっちを選ぶか、どちらに自分らしさがあるか、どんな成長を新卒で遂げたいか、これに正解も不正解もないので、過去の自分とこれからの目標を照らし合わせながら整理してほしいなと思います。これが自己分析の1つだと思っています。

 

【幸運は準備とチャンスの交差点】

たまき:力の源HDは、これまでの会社とはフェーズが異なりますよね。どうして転職に踏み切ったんですか?

関口さん:力の源HDは、これからさらに世界に展開し、食を通じて世の中に新しい価値を提供していく会社になっていくと感じました。この「成長していくフェーズ」「これからを創っていくというフェーズ」は今しか味わえない。加えて、時が経っても一風堂NYオープンの日の感動が全然忘れられなくて。ラーメンや一風堂での出来事を話している時の自分が、一番生き生きしている。30歳でそれに気がついて、入社して後悔してもいいからこの会社の当事者になろう!と考えるようになりました。そんなとき、偶然にも代表経由で声をかけてもらったんです。

たまき:一風堂でアルバイトしていた頃からだいぶ長い年月が経っていますが、社長含め、社員の方々と繋がりを持ち続けられていたって凄いですね!

関口さん:ユニクロに入社が決まった時に、創業者でもある現在会長の河原に、直筆の感謝の手紙を送ったんです。一風堂のアルバイト経験があったからこそ、良い会社に入社することができました!と。その手紙を読んだ河原が「こういうアルバイトを育てなさい」と全店舗にその手紙をFAXで流し、それが翌日の全店舗の朝礼で共有されたそうです(笑)そんなこともあって、顔を覚えてくださっていたのだと思います。一風堂のことが大好きだったので、年に一度行われる一風堂のイベントに、欠かさず顔を出していたこともあるかもしれません。

たまき:鳥肌が立ちました(笑)チャンスを掴む方は、やはり陰ながら配慮や努力をされているんですね。

関口さん:「幸運は準備とチャンスの交差点」という言葉がすごく好きなんです。僕はラーメンが小学生の頃から好きで、ラーメンについて本を読んだり調べたりして、学びながら無意識のうちにこの世界に向けての準備をしていたと思うんです。いま思えば。そこで運良くNYの話が舞い込んで、歴史的1ページに居合わせるチャンスがきたと気がついた。そして、ただひたすら一風堂が好きで、イベントに参加していたことが、知らず知らずのうちに準備につながっていて、他の会社を経由しながら、会社の求める人材と、自分がフィットするタイミングがきた。それが、今回の入社という幸運に結びついたのです。

 

【変わらないために変わり続ける】

たまき:関口さんがどんな方かわかってきたところで、会社のお話を聞かせてください!力の源HDは、一体どんなことをしている会社なんですか?

関口さん:HDの子会社の中で、それぞれ色々なミッションを持って事業を行っています。一風堂の経営だけをしていると思われがちですが、国内外の外食事業に加えて、これから海外展開を検討している飲食店企業さん、これから飲食業を立ち上げようとしている企業さんへ、私たちの出店ノウハウを活かしたコンサルティング業なども行っています。
また、全国の小学校で、地域活動や食育の一環として、ラーメンや餃子の手作り体験の授業をしています。福岡の山王には、そういった体験型の施設を持っていて、パン・ケーキ・ラーメン作りなどを親御さん向けに教える「チャイルドキッチン」という活動もしています。
その他にも、食品工場での製造・運営、大分県にある「くしふるの大地」では農業法人として農作物を作ったり、研修事業などもしています。
また、『七つの習慣』という有名なビジネス書と業界初の代理店契約を結び、『飲食×七つの習慣』を掛け合わせたテキストも開発しました。社内研修として活用したり、社外向けの研修テキストとして使ったりもしています。

たまき:新卒入社時点では、どんなことをするのでしょうか?

関口さん:例外もありますが、まずは力の源カンパニーに所属し、店舗でチーム作りやマネジメント、プロデュースのお仕事をしてもらいます。 そこで商売の原理原則や、多角的な業務を経て、暖簾分けとしての独立や、エリアマネジメント、その他の事業会社や海外事業にチャレンジできるキャリアが用意されています。

たまき:なるほど。ユニクロで関口さんがされていたような経験をすることができるのですね。力の源カンパニーのビジョンを教えてください。

関口さん:「変わらないために変わり続ける」という企業理念を掲げています。外食は、衣食住の中を大きく占めている「食」にアプローチをしています。その分、接触頻度も高い。コンビニ食が美味しくなってきたりして、家で食べることを選ぶ人が増えてきました。外食として、どうやってこの場に来てもらえるきっかけを作るか、その空間をどうデザインするかを考えていく必要があります。
「変わらないために変わり続ける」このビジョンは、変化の激しいこの世の中で、自分たちが愛され続けるためには、自分達のほうから変わり続けていかなければならない、ということを意味しています。時代に求められるものを先読みし、変化し続けていくことを大切にしています。

たまき:これから力の源HDは何を目指していきますか?

関口さん:『ラーメンを世界の74億人に届けたい』という目標があります。日本への関心がいっそう高まる2020年の東京オリンピックを起爆剤にしながら、2025年には、国内300店、海外も同じく300店、展開していくことを目指しています。

 

【zuzuttoをグローバルスタンダードに】

たまき:海外でも、福岡のソウルフードである豚骨ラーメンが人気とは、福岡人として嬉しいです。

関口さん:「すする喜びを世界へ」というメッセージに乗せて「Japanese wonder to the world」を広げていきたいと考えています。「Japanese wonder」とは、日本の魅力や面白さのことを表しています。そこに「ZUZUTTO(ズズッと)」というキーワードを採り入れました。「ZUZUTTO」は「音をたてて麵をススル」という、日本人特有の食文化に根差した行為を表した言葉です。食事中にススって音をたてることは、多くの国ではマナー違反ですが、この日本の食文化を通して、もっと日本を知って好きになってもらえる機会を創れたら嬉しいと感じています。一風堂のブランドと共に、これらをグローバルスタンダードにしていきたいという夢があります。今、この挑戦が、僕にとってまさに「革命」だと思っています。

(イベント総合プロデューサー副島渾身のzuzutto)

【個性溢れる集団が力の源だ】

たまき:そんな挑戦をし続ける一風堂には、どのような方が多いんですか?

関口さん:動物園、サファリパークという言葉が当てはまるかなと(笑)個性的でセンスの高い人が多いです。代表の河原は「格好いい」というキーワードを常に大切にしています。また、社内文化として「先輩は後輩のために」という言葉も、社内で浸透しています。後輩のために本当に尽くしてくれる人ばかりで、自分自身も後輩のために何かをしたいと思わせてくれます。人が魅力的であるということが、入社動機となっている内定者は多いですね。

たまき:どのような人を求めていますか?

関口さん:主体的に行動を起こせる人、変化を楽しめるチャレンジ志向の強い人が向いていると思います。もちろんその要素が今はなくても、それは入社後でも変えていけると思っています。あとは、誰かのために努力できる人ですね!誰かの笑顔のために努力ができる人は、うちの会社にピッタリです!

 

【一歩を踏み出したことは素晴らしい】

たまき:「キャリア革命」という、この一風変わったイベントに期待することはなんですか?

関口さん:このイベントに興味をもって、期待して、実際に当日会場に足を運んだ。そのこと自体がとても素敵なことで、一歩を踏み出していると思うんです。福岡の良さを、もっと国内に、そして世界に発信していくために、もっともっと外に足を踏み出して欲しい。今回このイベントが、その第一歩となるのではないかと思っています。イベントへ一歩を踏み出した学生さんに出会えることを、楽しみにしています。

 

たまき:最後に学生の皆さんに一言お願いします!

 

イベントは決して登壇者だけが作っていくものではないと思います。
あの場に集まる学生とともに空気を作り、熱狂したい。
そう期待しています。

このイベントをキッカケに、九州中の就活を熱くしていきましょう!
是非とも、そんな前向きな姿勢でイベントに挑んできてください。

当日お会いできるのを、楽しみにしています!よろしくお願いします!

                      By ラーメン王子

 

たまき:本日は本当にありがとうございました!

(福岡にある力の源デザイナーチームのオフィスにお邪魔しました!)

 

<リクルーティング情報>

・選考フロー
会社説明会 兼 一次選考会
個人面接、適性検査
個人面接
・採用人財
変化を楽しめる人。自分から社内文化を創っていくことにワクワクできる人。
人のために努力ができる人。


👇関口さんがトータルコーディネートされた自慢の東京オフィス👇