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2018/03/03

【企業訪問レポート】~株式会社リジョブ 編~

【社会課題をビジネスで解決!業界No1ベンチャー】
企業訪問レポート 〜株式会社リジョブ〜

こんにちは!たまちゃんこと北九州市立大学3年の中原瑶貴です!
今回、キャリア革命当日に企業プレゼンステージで堂々たる第1位を勝ち取った株式会社リジョブ様(以下、リジョブ )に訪問してきました。鈴木社長、人事の宮川さん、登壇者の吉田さんにお話を伺い、皆さんの魅力とリジョブの魅力をたーーーっぷり吸収してきましたよ♪

まずは、鈴木社長にインタビュー!平均年齢28.5歳の若手が多いベンチャー企業が業界No.1をとる秘密を伺いました!

中原:鈴木社長、よろしくお願い致します!鈴木社長はビジョンとこだわりを大切にされていると伺いました!まずは、鈴木社長の想いを教えてください。

鈴木社長:私は20歳から会社を経営しています。昔はお金を稼ぐことへの欲が強かったんです。起業することを選び、自分たちでお金を稼ぐことにこだわりを持っていました。

中原:お金を稼ぎたいという思いを抱えた学生は多いと思います!

鈴木社長:25歳までの私もそうでした。実は、25歳の時に負債を数億つくり、倒産させてしまいました。自分のやりたいことがなくなったその瞬間に、改めて「自分は何がやりたかったんだっけ?」と考え直しました。そして、一代で世間から知られる企業を築きあげた経営者の方の本をたくさん読みました。その人たちの共通項は「世の中に対してより広く、より深く貢献している」ことでした。社会に貢献した結果として、収益が上がり、大きくなっている。だから、次の挑戦では、社会にとことん貢献した上で、会社を大きくしようと考えました。そこへのこだわりは過去の経験があるからこそ、人一倍強いと思っています。

【人の強さが業界No.1を勝ち取る】
たまき:リジョブが業界No.1として、世間にインパクトを与えることができている根幹に、鈴木社長率いる、社会に貢献したいという強いこだわりがあったんですね。

鈴木社長:リジョブが業界NO.1になれた理由をよく聞かれますが、決して私たちは、戦略や大きな資本を武器に勝ってきたわけではありません。成功の裏にあるのは、社員一人一人の想いの強さです。リジョブの主力事業は求人メディアですが、求人はクライアント様(お客様)にとって、広告を出すことが終わりではなく、むしろスタートです。目の前で向き合っているクライアント様に対して、自分たちがしっかり寄り添って、採用を成功させる。そんな強い想いを、一人ひとりが持ってくれているからこその業界NO.1です。
※採用上、惹きつけにならない場合もあるのでカットの方向で検討。
たまき:そんなスタッフの方を率いる社長のやりがいはどこにありますか?

鈴木社長:私は実は創業社長ではないんです!この会社は合併、社長交代、という大きな節目を乗り越えています。

たまき:えええええええええ。そうだったんですか!!

鈴木社長:社長、役員の70%が変わる、というのは大事件です。違う会社になるのに近いですね。だから私のやりがいは、残ってくれた社員の子たちが「リジョブに残って良かった」と言ってくれて、喜んでいる姿を見ることです。創業時のM社長は、娘のような大切な会社を去ることになって寂しい思いをしています。ですが、会社が成長したことを耳にして「任せて良かった」ととても喜んで応援してくださっている。そんな声を聞けることがやりがいに繋がっています。

【日本から世界へ】
たまき:とてもおしゃれなオフィスですが、桜が咲いているオフィスってなかなかないですよね。桜に込められた思いをきかせてください!

鈴木社長:私たちは「日本が誇る技術とサービスを世界の人々に広め、

心の豊かさあふれる社会を創る。」というビジョンを掲げています。世界を知れば知るほど、日本のいいものに気がつくことができる。世界中を旅した友人が、「日本人は世界から尊敬されている民族だ」と教えてくれたことがあります。そんな日本人だからこそ、世界に伝えられることがあるんじゃないかと思っています。そこから、日本らしさを象徴するものをコーポレートシンボルに取り入れようと思いました。桜はそのうちの一つです。また、桜は入学式など、新たな門出を祝う時に咲いていますよね。リジョブは求人メディアなので、常に誰かの新たな門出を祝う瞬間があります。だからこそ常に桜を咲かせていたい。そんな想いで、桜を選びました。

たまき:常に誰かの門出を祝うための、年中満開の桜。めちゃくちゃ素敵じゃないですか!

鈴木社長:美容業界は「お客様を癒したい、美しくしたい」といった他者貢献の気持ちが強い方が多いです。また、自分が身につけた技術力を受け継いでいきたいという想いを抱いている方も多いです。そういった想いを実現するためにリジョブでは、日本の技術やサービスを世界へ広める社会事業として「咲くらプロジェクト」を推進しています。


※咲くらプロジェクト:雇用を創造し、貧困問題を解消するため、日本が誇る高い美容の技術力・サービス力を無償で学ぶ機会を発展途上国へ提供するプロジェクト。フィリピンのマニラとオロンガポで、美容技術を学べる講座を開催している。




【リジョブ が描く未来(個人と個人とが繋がる社会)】
たまき:現時点でもめちゃくちゃ素敵なリジョブは、これからどうなっていくんでしょう。鈴木社長の野望をお聞かせください!

鈴木社長:美容・ヘルスケアの業界は離職率が他業界と比べて高いのですが、その理由として、祝祭日が忙しいお仕事であること、女性の方が多く活躍される業界であることから、仕事と家庭の両立がライフステージが変わるタイミングで難しくなる人が多いこと、が要因の一つではないかと考えています。私たちは、この問題に対して働き方を多様化させることで解決を図っていきたいと考えています。

その第一弾として、美容師やネイリスト個人とお客様個人が繋がれるサービスを開発しています。サロンや企業に就職するという働き方ではなく、自分のお客様を施術する時間だけ働くという働き方ができれば、介護や育児が必要な方であっても誰かが見てくれている数時間だけ働くことができる。そんな多様性ある働き方を私たちが後押ししていきたいと考えています。

はい、これからの日本で一番面白いのは人材の領域だと思います。総人口が減る日本において経済的な豊かさを維持するためにも、いかに労働人口を減らさないようにするか、つまり働き方を多様化させることで一人でも多くの人が働ける社会をどう創っていくかを真剣に向き合わなければいけないタイミングだと感じています。

たまき:なるほどですね。労働人口が減っている日本だからこそ、取り組まなければならない問題なわけですね。


【他者に貢献することを、ビジネスとしてやる大切さを知っている】
たまき:リジョブで働きたいと声をあげてくる方は、どのような方が多いですか?

鈴木社長:他者に対しての貢献意欲が高い方がすごく多いです。他者を世界規模で考えている人もいれば、身近な誰かを考えている人もいます。その範囲は人それぞれでいいと考えています。ただ他者に貢献したいと心で思っているだけでなく、行動に移せる方と一緒に働きたいと思っています。

たまき:過去に他者のために汗を流した経験がある方ということですか?

鈴木社長:他者への貢献意欲というものはリジョブに入ってきて身につくものではありません。これまで生きてきた人生の中でそういった価値観が形成されていて、行動を起こしていけそうだなという方を指すので、経験の有無は関係ありません。また、それを事業としてやっていくことの大切さを知っている方が多いですね。自分の生活が困窮してでも、ボランティアでやっていくというのはなかなか難しいのが現実です。

たまき:思うだけでなく、行動に実際に移せる方を集めたい企業さんはたくさんいると思うんですけど、リジョブさんはなぜそういう人材を集めることができるのですか?

鈴木社長:私が2014年9月に社長に就任する前からリジョブにいるメンバーにそういう人たちが多いんです。彼・彼女たちが同じ価値観を持つ人材を引き寄せているんだと思います。

たまき:なるほど。沢山のお話をお聞かせいただきありがとうございました!



↑(左:人事 宮川さん、右:プレゼンター 吉田さん)

【セルフマネジメントができてはじめて、他者貢献ができる】
たまき:ここからは、人事の宮川さんにお話を伺っていきます。よろしくお願いします!鈴木社長のお話の中に、メンバーには個の力があるんだというお話がありました。個の力とは具体的になんですか?→これまでの文章で「個の力」という言葉は出てきていないかと思います。ご確認ください。

宮川さん:事業、組織に対して当事者であることですね。「他の誰かではなく、自分たちが会社を成長させていく」という意識が当たり前にある子がとても多いです。自分の所属する部署や事業を超えて、他事業部の問題、会社の経営課題にも関わって動いていきます。

たまき:それはリジョブの文化、環境がそのような意識を持つように成長させるのでしょうか。

宮川さん:もちろん、元々そういった意識を持っている子もいれば、そういう意識を持つ先輩の背中をみることで育ってく新卒もいます。企業規模が大きくなっても自分たちが創っていくんだという意識を持ったメンバーが輝ける会社であり続けたいですね。

【世界観を確認しよう】
たまき:宮川さんはたくさんの学生と接していらっしゃいますよね。就活生へのメッセージをいただけますか?

宮川さん:就職先を選ぶには2パターンあると考えています。本当にやりたいことが明確にあり、それができる就職先に決めるパターンとそうではないパターン。絶対成し遂げなければならないものが決まっていない人は、同じ世界観を持つ人が集まる先に就職することをおすすめします。世界観が近い人同士が集まらないと、世の中に意味があるもの、自分にとって意味があるものを生み出すことができません。

たまき:世界観が同じ人同士で仕事をしたほうが、創りたい世界へ一直線でいけますよね!

宮川さん:世界観とは、世界をどう捉え、そこにどう関わっていくかという価値観のことです。やりたいことが見つかっていない就活生の方が圧倒的に多いです。でも、それでいいと思います。たまたま任された事業に「想い」が生まれたら、それが「やりたいこと」になります。。だからこそ、一緒に働く仲間にはこだわってほしいと思っています。

【日本と世界で人のための事業を展開する】
たまき:ここまで、リジョブの世界観をお伺いして来ました。こんな素敵な世界観をもつリジョブが展開しているサービスについて教えてください。

宮川さん:美容と介護の求人メディア、手技を持つプロフェッショナルとお客さんをつなぐCtoC事業を展開しています。子会社がフィリピンにあるのですが、そこで貧困層の方々に無償で日本のヘルスケア・美容の技術をレクチャーし、雇用を創造するサービスも行なっています。また、現地企業の福利厚生サービスとして、栄養価の高い日本食も提供しています。

たまき:日本を飛び出して、海外の方にも貢献していらっしゃるんですね!

宮川さん:これからも国内外ともに力をいれていきます!

【国の豊かさは経済状況の良し悪しではない!】
たまき:イベントで登壇していただいた福岡出身の若手エース・吉田さんにお話を伺わせていただきます。吉田さん、よろしくお願いします!イベントの中でも少し伺いましたが、吉田さんは官僚を目指されていらっしゃったんですか?!

吉田さん:官僚というよりは、外交官になりたかったんです。中学3年の時に当時の担任にそのことを相談したところ、「外交官になりたいならば、官僚になるしかない。そのためには東大か京大に行くしかない」と言われたので、京大を目指し、進学しました。

たまき:えーーーーーーーーー。担任の先生から言われたから京大いけちゃうって、なんなんですか(笑)

吉田さん:一度決めたら、それに夢中になるタイプなので(笑) 外交官試験の学科には合格したのですが、よほどのことがないかぎり落ちることはないと言われる面接で、なんと落選してしまったんです。そこで、私は行政には向かないんだと気がつきました。その時から他の道を考え始め、卒業後に1年間就職活動を行いました。9月ごろにはリジョブに決め、インターンとして働き始めました。

たまき:中学の頃からの夢を持ち続けられる方は、なかなかいないんじゃないかと思うのですが、吉田さんはなぜそんなに外交官になりたかったんですか?

吉田さん:福岡のNGO団体にアジア太平洋子ども会議というものがあって、夏に行われるイベントに世界中から子供達が集まります。私の家は、海外から来た子ども会議の参加者のホストファミリー(家に泊めてあげること)になりました。ラオスの子がうちに来てくれました。春には逆に日本の子供達が海外に行くプロジェクトを行なっていたので、私も海外に行ってみよう!ということになり、スリランカへ渡りました。

たまき:え、スリランカ?!内戦中じゃないですか????なぜ、そんなところを!?

吉田さん:知らなかったんです(笑) 家族旅行で行かないところがいいよね、と本当に軽い気持ちで選んだのです(笑)あとで知って驚きましたが、南の方では内戦は行われていなかったので、そちらに渡航しました。経済状況もすごく悪くて、はじめての途上国で衝撃がたくさんありました。中学3年の当時の私は、ニュースの影響もあり「国はGDPで国力を測られるため、基本的には資本力や経済的な優劣が国の優劣を決める」と考えていました。テレビで、物乞いの方がいる世界があることは知っていたものの、それをリアルで見て、日本から10時間程度で足を運べてしまう場所で、こんなことが起きていたのかと衝撃を受けました。ずっと帰りたいと思っていましたが、時間が経つにつれてスリランカを好きになっていきました。むしろ羨ましいとまで感じるようになっていました。それは、日本にないものをスリランカは持っていることに気づかされたからでした。日本が経済発展を遂げる中で忘れ去ってしまった、人を想い助け合う心です。反射的に隣の知らない誰かに親切ができてしまうことに感銘を受けました。日本が本当に豊かなのだとしたら、どうしてこんなにもいじめが起きるのだろうと改めて疑問が浮かび上がりました。そして、国をはかる指標は資本力だけではないし、様々な角度から見ていくべきだと気がつきました。どの国も長所と短所があり、国を超えて交流をし、補い合うことができれば、もっと世界は豊かに、人々は幸せを感じるようになるのではないかと思いました。私はその時から「国と国をつなぐ仕事」をしていきたいと考え、外交官を目指し始めました。
たまき:中3でこんなにも思考をめぐらせ、また日本にはない良さをスリランカとの出会いから見出すなんて、とても達観していらっしゃいますね。


【リジョブの変換期を経験・・・】
宮川さん:吉田は合併前のリジョブに、内定をもらったんだよね?

吉田さん:出勤初日に前の社長に呼び出されて、合併宣告を受けました(笑)もちろん、前社長について行くことも可能でした。むしろ、ついて来てほしいと言われていました。1週間以内に決断を迫られたのですが、鈴木社長とお話しさせていただいて、元のリジョブで惹かれた魅力が、鈴木さんの手によってより具体化されていて、リジョブにい続けようと決めました。部活しかやってこなかった私にはビジネス力なんて全くなくて、そんな状態で1から始める会社にジョインしても、足手まといになる不安もあったんですが。鈴木社長が決め手になりましたね。

たまき:なるほど。リジョブに入社してみていかがでしたか?

吉田さん:1年ごとに違う経験をさせていただきました。それをさせてくださった鈴木社長や先輩方に感謝ですし、それがあったからこそ今の私がいると思います。1年目ながら自らの意見を発信することができました。そして、それに対してきちんと耳を傾けてくれ、全社を巻き込むプロジェクトを任せていただきました。他社ではできない経験ができていますし、リジョブに入ったことで、スピード感をもって成長できたと実感しています。

たまき:直談判できちゃう行動力が、本当に素晴らしいですね!

【タイプの違う上長だったからこそ!】
たまき:そんな勢いのある吉田さんを支える上司の方はどんな方なんですか?

吉田さん:私と真逆のタイプの方です。私は管理されるのが苦手いなので、自由にさせてくださる上司で助けられました。互いの得意なところを活かあい、苦手なところは補完しあい、単なる上下関係でなく、チームとして成果を残すための仲間としてやってこれたことがありがたいです。

たまき:未来の後輩へ向けて、メッセージをお願いします!

吉田さん:私は、誰かの役に立つことこそ、人が人らしく生きることだと思っているのですが、リジョブの事業を通じてこれを具現化し、世界に広げていけたら嬉しいです。それを踏まえた時に、今のリジョブはまだまだ足りないものが多く未熟です。正解がわからないながらも、会社を成長させ、世の中に価値を出していきたい。むしろ、自分が率先して社会を創造していくぐらいの大きいことを言いながら、それに対して愚直な努力をできる人たちと一緒に働きたいです!待ってます!!

 

【世界を豊かにするために、革命が不可欠な時代】
たまき:なぜ普通の就活イベントではなく、この少し変わった「キャリア×革命」への参加を決心してくださったんですか?

宮川さん:純粋で強い想いを持っている九州の学生さんたちにたくさん出会いたかったし、多くの学生さんにリジョブを知って欲しかったからですね。これからは自分たちで豊かさを定義していかなければならない時代になっていくと思います。その中で西野さんの世界観とリジョブの世界観が重なる部分があるんですよね。革命を起こすことが目的ではなく、世界を豊かにするためには革命を起こさざるを得ないんだと思います。西野さんの考え方・世界観に魅力を感じる学生さんには、リジョブの魅力もわかってもらえたのではないかと思っています!

                            
 

<リクルーティング情報>

・選考フロー
会社説明会→個人面接(4回程度)
ちゃんと会社のことを知ってもらい、学生のことをきちんと知った上で
採用したいという思いから、丁寧に面接を重ねます。

・採用人財
他者貢献意欲を持ち、実行力がある方