COLUMN

コラム「ズキュン♪通信」

2018/04/12

【vol.490】ゆとり世代の“トリセツ”とは?

今、学校の先生が悩んでいることがあるそうです。
「何かあると生徒から『先生、ホリエモンは〇〇って言っていたんですけど』と言われてしまう」と。

このことって、おそらく社会人でも同じでしょう。
『就職したら安泰と思ってる奴が一番ヤバい』
『サラリーマンは現代の奴隷階級』
そうしたホリエモンの発言を、動画やwebで見聞きします。
真に受けるかどうかは別にしても、少なくとも気にはなっている若者は多いでしょう。

情報リテラシーが高い人ほど、多様な価値観に触れることができる時代。
無数の“答え”が溢れている中で、上司や会社の言うことを信じていいかどうか分からない・・・。

それが若手社員のホンネだとすれば、上司は一体、どう接したらいいのでしょうか?

 

先日、組織論の専門家である若新雄純氏を招いて、上司・先輩社員向けに「ゆとり世代のトリセツ講座」を行ないました。
その講座でお話したポイントは2点です。

ひとつは「人も企業もそれぞれ」だということ。
こうすべきだ!という、どこにでもあてはまる“正解”がないのが、現代の特徴です。
ゆとり世代の中にも、野心が強い人もいれば、所属欲求が強い人もいます。
ひとくくりにはできないため、個別対応が求められます。

また組織のあり方も同様です。
Q.軍隊型の組織でいくのか?
Q.「うちはこうだ!」と明確な理念や方向性を明示していくのか?
Q.役職も上下関係も全て取っぱらって、超フラットにするのか?

組織づくりにも、もはや“正解”はありません。
(ただし軍隊型に適応する人材は減り続けていますが。)
自社にあった組織のかたちを模索していく必要があるのです。

 

もうひとつのポイント。
それは「若い人の方が優秀で正しい、かもしれない。」という意識を上司が持つことの必要性です。

若い人は、敏感に空気を読みます。
こちらが先入観を持っていたり、コントロールしようとすると、その意図に合わせた言動をしますが、心は開いてくれません。

ですから相手を知ろうと思うならば、会話のテクニックなどではなく「この子の方が正しいかもしれない」と、心から思うしかないのです。

《まとめ》
過去の処方箋やノウハウが通用しない時代。試行錯誤が必要。