SMAPの解散騒動。新年早々大ニュースですね。
すごい視聴率を叩き出した18日の本人たちの謝罪映像。
あの内容に違和感を感じている人は多いと思いますが、
ジャニーズは、SMAPは、今後どうなっていくのでしょうか?
そうしたことを考えた時に、この本が頭に浮かびました。
著者の安田佳生さんは、(株)
2011年にその会社が経営破綻し、すべての財産を失い、
「会社を経営することの意味」「働くことの意味」「
を完全に見失っていたという安田さん。
『過去を引きずり、他人を妬み、
でも、その呪縛から解放されたとき、「生きること」と「
本書では、3年間の葛藤のプロセスが、リアルに描かれています。
昔から“経営者”というより“思想家”
なぜ潰れたのか?という問いから、
「よくそこまで考えられるよなあ、スゴい!」という驚きと「わ、
安田さんにしか描けない世界観が詰まっていて、
私が特に共感したのは「なぜブラックといわれる店に、
『社会が豊かになるにつれ、日本人は損得よりも、
~中略~
社員の報酬を下げるという犠牲によって、
社員の犠牲によって生まれる「得」よりも、
SMAPの放送での違和感。
それは、“社内”の騒動に経営トップが出てこず、また“社員”
“好きな仕事を楽しそうにやり続けている代表”
「結局、彼らも会社の言いなりなんだ・・・」
「嫌々、組織に残らざるをえないんだろうね・・・」
社員(SMAP)を犠牲にしてしまうジャニーズという会社に、
アイドルを夢見る全国の少年たちも「
「自分を磨く働き方」という題名。
これは以前ベストセラーになった「1000円札は拾うな。」
しかし、安田さんならではの、
経営破綻を通じての思索は、むしろより本質的に深まっています。
これからの会社経営のあり方や、
※「自分を磨く働き方」安田 佳生著(フォレスト出版)