COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/05/12

【vol.400】インターンシップ Q & A:ばんどう回答編

最近の就活トレンドワードはなんといっても「インターンシップ」ですね。
仕事柄、採用関係の相談はたくさん受けておりますが、今年は特にインターンシップについての質問が目立って多いです。

先日も大学から依頼されて、インターンシップガイダンスで学生に話をしてきたのですが、学生側も受入れ企業側も「インターンシップ」という言葉に振り回されている気もします。
私なりの視点でまとめてみたいと思います。

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Q.インターンシップはした方がいい?

A.した方がいいです!
意識の高い学生ほど、インターンシップを利用する傾向があります。
採用活動は過密化していますから、その時期を外して出会えるのは大きなメリットです。

また、以前は大手企業への“踏み台”としてインターンシップを使う学生が多かったため、中小企業がそこから採用に結びつけるのは困難でした。
しかし、最近では採用に至るケースも増えています。

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Q.何をしたらいい?

A.大きく分けると、実際の仕事の就業体験形式と、グループワークなどをさせる講義形式の2つがあります。

期間は2~3時間の超ショートバージョンもあれば、2~3週間かけるという企業も。
ですが、最近の傾向として学生に人気なのは1~2日程度の短期バージョンです。

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Q.学生は何を期待しているの?

A.目的はさまざまですが、大別すると
『志望業界や職種がある程度決まっていて、その仕事(業界)を体験したい』というパターンと、
『まだよく分からないから、とりあえず会社をのぞき見してみたい』というパターンです。

『周りが行っているから自分も行かないとまずいかな?!』と消極的だったり、
『仕事をさせられて、ミスしたらどうしよう』と不安を感じている学生も目立ちます。

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Q.どういう点に注意すればいいの?

A.インターンシップを行う目的を明確にすることです。
私のおすすめは「ファン化」に絞ること。
「参加して良かった!」「この会社を選んで良かった!」と思ってもらえれば、入社意欲が高まったり、友人に広めてくれたりと、次の可能性が開けるからです。

ファン化のポイントは、学生が意識している「やりがいのある仕事かどうか」「風通しの良い社風かどうか」
という点を、言葉だけでなく体験を通して伝えていくことです。

★「風通しの良い社風かどうか」対策
上記にも書いたように、多くの学生は身構えています。
インターンシップ担当の社員と打ち解けて会話ができ、その心の壁を取り払うことができれば、学生は風通しが良さそうだ、と判断します。学生と忌憚のない会話ができた=そのインターンシップは成功した、と言っても過言ではありません。重要な指標の一つです。

★「やりがいのある仕事かどうか」対策
何よりも説得力があるのは、先輩社員が「仕事の意義」や「やりがい」を自分の言葉で真剣に語ることです。
学生にとっては、話をした人=会社です。
人選を、重視しましょう!

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Q.どうやって集めたらいいの?!

A.3つご紹介します。

★インターンシップ推進協議会
各地にあり、学生にインターンシップの告知の手配をしてくれます。しかも無料!

★大学への問い合わせ
企業が直接大学に接触して、応募学生を募る方法もあります。
それに対して、積極的に応えてくれる大学が増えている一方、企業からのアプローチはまだ少数なので、ライバルが少なくオススメです。

ちなみに弊社にインターンに来てくれた学生に「どうやって知ったの?」と聞いたところ「校内にあるキャリアセンターのインターンシップ欄に載っていたから」と答えてくれました。
その大学では、15社くらいしか一覧表に載っていなかったようです。

★インターンシップ専用の合同説明会
時期によっては意識の高い学生と数多く出会うことができます。

詳細について気になる方は、お気軽に私あてにご質問ください。

《まとめ》
インターンシップは、コンテンツよりも担当を誰にするかという人選が大事。
適任者は人事部とは限らない。

※九州インターンシップ推進協議会http://www.q-internship.com

【おしらせ】————————–

お知らせが2点あります。

1.【プレゼントのお知らせ】
おかげさまで、このコラムは今回で400号となりました。
読んで頂いている皆様の存在があってこそ続けられています。
本当にありがとうございます!

400号を記念して、読者プレゼントを用意しました。
「熊本のお菓子詰め合わせ」です。

皆さんもご存知の通り、4月14日に発生した熊本地震。
ひっきりなしに余震が続く中、過酷な状況で避難生活を強いられている方々が今でもたくさんおり、復旧復興には膨大な時間がかかると言われております。

私は何の役にも立てていないのですが、ほんの少しでもお力になれればと思い、今回はこのようなプレゼントを考えました。

10セット、ご用意いたしましたので、ご希望の方は「欲しい!」と書いてご返信下さい。
(ひとこと感想も加えてもらえたら嬉しいです。)

希望者が10名を超えた場合には、抽選とさせて頂きます。
締め切りは5月20日17時といたします。
当選の発表は、プレゼントの発送をもってかえさせていただきます。

2.【コラム名を変更します】
300号を区切りに、それまでの「ばんどう通信」から「ブランドのタマゴ」に変えました。
400号に至るまでのこの2年の間にPodcastがスタートしたこともあり、次号からは
「週刊ズキュン♪」と名称もあらたに(ベタな感じで:笑)お送りしていきます!

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

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