COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/12/01

【vol.426】月5,000円で世界中にオフィスが持てる時代に、私が考えたこと。

WeWorkというアメリカの企業が急成長しています。
起業家向けのコワーキングスペースを、NYを中心に世界32カ所で展開しており、創業6年目で企業価値は50億ドルに達しました。
月額45ドル(約5000円)から利用でき、会員になると世界各国のWeWorkへどこでも立ち寄り、高速インターネットや、コーヒーを自由に楽しむことができる。
フレキシブルでお洒落な仕事場、そして利用者同士の交流を提供していることが魅力なようです。

日本でもシェアオフィス、コワーキングスペースは増えてきていますね。
今、流行りのシェアリングエコノミーの流れでしょうが、背景には「働き方の変化」「仕事観の変化」があると思います。

以前Podcastにも出演していただいた本田直之さんが、先日面白い話をされていました。
「私はいま仕事の8割はiPhoneでしています。
そうなると、机はおろか、椅子も要らなくなるんですよね。」

椅子すら要らない、とは衝撃的です!(笑)
本田さんは極端な例かもしれません。
しかし、パソコンも電話も会社にしかなかった時代と比較して「オフィスに出社しないとできない仕事」は、かなり減っているのではないでしょうか。

場所の自由度にともなって、仕事の仕方も変化しています。
機械や通信手段の進化にともなって、同じ仕事にかかる時間がグッと短縮。
そして、細切れの時間をつかって仕事ができるようになりました。

同じ仕事量でも時間短縮ができ、残業も減った。
余った時間をどう活用するのか?
仕事の自由度が高くなった分、家でも夜でもデート中でも仕事ができてしまう。
仕事とプライベートをどうコントロールするのか?

そう、これから求められるのは「主体性」と「セルフマネジメント力」なのです。

社会人としてレベルアップしたければ、余った時間をさらに仕事に費やしてもいいし、勉強などの自己投資、あるいは副業をしてもいい。
私はglobisに通っていますが、主体的に通っている社会人学生たちの「スキルアップしたい!」という熱量は凄いです。

どんどん便利になる環境は、私たちに成長し続けること、そして高いレベルで自律することを迫ってきているのです。

《まとめ》
働き方もオフィスのカタチもどんどん変化し続けていく。
その未来を制する人は、一瞬一瞬の生き方・働き方に高度なアンテナを持ち、セルフマネジメントができる人。
時代の波を乗りこなせる人材になろう。

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