WeWorkというアメリカの企業が急成長しています。
起業家向けのコワーキングスペースを、NYを中心に世界32カ所で展開しており、創業6年目で企業価値は50億ドルに達しました。
月額45ドル(約5000円)から利用でき、会員になると世界各国のWeWorkへどこでも立ち寄り、高速インターネットや、コーヒーを自由に楽しむことができる。
フレキシブルでお洒落な仕事場、そして利用者同士の交流を提供していることが魅力なようです。
日本でもシェアオフィス、コワーキングスペースは増えてきていますね。
今、流行りのシェアリングエコノミーの流れでしょうが、背景には「働き方の変化」「仕事観の変化」があると思います。
以前Podcastにも出演していただいた本田直之さんが、先日面白い話をされていました。
「私はいま仕事の8割はiPhoneでしています。
そうなると、机はおろか、椅子も要らなくなるんですよね。」
椅子すら要らない、とは衝撃的です!(笑)
本田さんは極端な例かもしれません。
しかし、パソコンも電話も会社にしかなかった時代と比較して「オフィスに出社しないとできない仕事」は、かなり減っているのではないでしょうか。
場所の自由度にともなって、仕事の仕方も変化しています。
機械や通信手段の進化にともなって、同じ仕事にかかる時間がグッと短縮。
そして、細切れの時間をつかって仕事ができるようになりました。
同じ仕事量でも時間短縮ができ、残業も減った。
余った時間をどう活用するのか?
仕事の自由度が高くなった分、家でも夜でもデート中でも仕事ができてしまう。
仕事とプライベートをどうコントロールするのか?
そう、これから求められるのは「主体性」と「セルフマネジメント力」なのです。
社会人としてレベルアップしたければ、余った時間をさらに仕事に費やしてもいいし、勉強などの自己投資、あるいは副業をしてもいい。
私はglobisに通っていますが、主体的に通っている社会人学生たちの「スキルアップしたい!」という熱量は凄いです。
どんどん便利になる環境は、私たちに成長し続けること、そして高いレベルで自律することを迫ってきているのです。
《まとめ》
働き方もオフィスのカタチもどんどん変化し続けていく。
その未来を制する人は、一瞬一瞬の生き方・働き方に高度なアンテナを持ち、セルフマネジメントができる人。
時代の波を乗りこなせる人材になろう。