2017年度の新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」(※)とされています。
これは、昨年大旋風を巻き起こしたスマホゲーム「ポケモンGO」に由来しているそうですが・・・
年々「●●世代」というコトバへの違和感が強くなっています。
複雑で多様化している若者を、カテゴライズするということが合ってない気がするのです。
(「ゆとり世代」「さとり世代」も同様。)
日本は無宗教の国だと言われていますが、経済社会においては、誰もが信じていた“共通の価値観(経済社会上の宗教)”があったのだと思います。
それは例えば
「豊かになろう!世界一の経済大国になろう!“教”」
あるいは
「いい大学に進学し、いい企業に入れば幸せな人生が待ってる。とにかく頑張れ!“教”」など。
そうした社会全体を覆う共通認識があったから、宗教に頼る必要がなかったのでしょう。
それが、バブル崩壊後の20年間で、文字どおり「失われた」のです。
「とにかく頑張れ!“教”」のもとでは、企業は社員をマネジメントしやすい環境にありました。
しかしこれからは、各々の企業が自らの価値観や文化を明確にする必要があります。
「社員の自由を認めよう“教”」
「完全実力主義。“教”」
「社長が唯一絶対の権力。“教”」
「利他の心で奉仕しよう。“教”」etc.
会社が明確な価値観(理念)を提示し続け、共感してくれる社員で組織する。
でなければ、チームが成り立たなくなるのです。
《まとめ》
あなたの会社は、何“教”ですか?!
※公益財団法人日本生産性本部
http://www.jpc-net.jp/new_recruit/typehistory.html