COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2017/09/07

【vol.462】社長の給料まる見え日記⑵ 給与を話し合って決める

7月から「情報をオープンにする」「コントロールを手放す」「何事も話し合って決める」をテーマに“ホラクラシースタイル”を取り入れています。

★給与を話し合って決める★
これまで給与は、私の独断か、あるいは当人とすり合わせて決めていました。
今期からは、各人の待遇を社内で公開し、本人も交えてメンバー全員で話し合って決めています。

ポイントは最終決定権が本人にあるのではなく、周りの人にある点です。

本人の希望条件(仕事内容・働き方・待遇)を聞いたうえで、
「それなら、これくらいの待遇じゃないか」「この仕事もして欲しい」
などと協議します。

お互いの待遇は「知らない」「触れない」のが常識ですよね。
ですから最初はかなりの違和感がありました。

基準は「実力」と「社内外への貢献度」なのですが・・・
「実力はどう計るのか?」
「自分や同僚の仕事の価値を、どのように評価するのか?」
「朝礼の時間やこれから始める新規事業は、どう給与に換算すべきか?」
さまざまな疑問や課題が浮かびあがってきます。

こうしたテーマについて、ふだん考える機会は少ないですよね。
議論を通じて、いい思考のトレーニングになっています。
また、仕事への向き合い方や、同僚に対する目線も変わっていくはずだと感じています。

・・・と、ここまではいい面について書きましたが、大変な点もたくさんあります。

まずなんと言っても、話し合いの時間がとてもかかります。
新しい取り組みですから、意見の言い方ひとつとっても気を使いますし、適正な金額を決定するのは難しいです。
ちなみに経営者である私の給料も、まだ決まっていません。

また、いったん決めた給料が必ずしも正解なわけではなく、定期的な見直しが必要です。
見直すためには、各々の仕事が「見える化」されている必要があります。

「見える化」については、いくつかのツールやアプリを試しています。
評価の仕方も含めて、試行錯誤中です。

“チャレンジ”といえば聞こえはいいですが、“産みの苦しみ”の真っ只中です!(苦笑)。

《まとめ》
「自分で考えて、自分で決める」
それを通じて主体性が生まれる・・・はず!

7月から「情報をオープンにする」「コントロールを手放す」「何事も話し合って決める」をテーマに“ホラクラシースタイル”を取り入れています。

★給与を話し合って決める★
これまで給与は、私の独断か、あるいは当人とすり合わせて決めていました。
今期からは、各人の待遇を社内で公開し、本人も交えてメンバー全員で話し合って決めています。

ポイントは最終決定権が本人にあるのではなく、周りの人にある点です。

本人の希望条件(仕事内容・働き方・待遇)を聞いたうえで、
「それなら、これくらいの待遇じゃないか」「この仕事もして欲しい」
などと協議します。

お互いの待遇は「知らない」「触れない」のが常識ですよね。
ですから最初はかなりの違和感がありました。

基準は「実力」と「社内外への貢献度」なのですが・・・
「実力はどう計るのか?」
「自分や同僚の仕事の価値を、どのように評価するのか?」
「朝礼の時間やこれから始める新規事業は、どう給与に換算すべきか?」
さまざまな疑問や課題が浮かびあがってきます。

こうしたテーマについて、ふだん考える機会は少ないですよね。
議論を通じて、いい思考のトレーニングになっています。
また、仕事への向き合い方や、同僚に対する目線も変わっていくはずだと感じています。

・・・と、ここまではいい面について書きましたが、大変な点もたくさんあります。

まずなんと言っても、話し合いの時間がとてもかかります。
新しい取り組みですから、意見の言い方ひとつとっても気を使いますし、適正な金額を決定するのは難しいです。
ちなみに経営者である私の給料も、まだ決まっていません。

また、いったん決めた給料が必ずしも正解なわけではなく、定期的な見直しが必要です。
見直すためには、各々の仕事が「見える化」されている必要があります。

「見える化」については、いくつかのツールやアプリを試しています。
評価の仕方も含めて、試行錯誤中です。

“チャレンジ”といえば聞こえはいいですが、“産みの苦しみ”の真っ只中です!(苦笑)。

《まとめ》
「自分で考えて、自分で決める」
それを通じて主体性が生まれる・・・はず!