COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2017/10/26

【vol.469】内定者フォローは、ハデさよりマメさ。

弊社には何名かインターン生が在籍しています。
そのうちの1人、大学4年生のM君。
すでに教育関連の企業から内定をもらっているのですが、9月に1ヶ月間別の企業にインターンに行っていました。
久しぶりに帰って来ると、「今の内定先に行こうか迷いが出てきちゃって・・・」と。
結局、内定していた企業は先週辞退してしまいました。彼に限らず、学生の気持ちは移ろいやすいもの。もう内定式が終わったから大丈夫と安心してはいられません。

いまからできるフォローアップのポイントをまとめてみました。

★年一回より、月一回★
理想は頻繁に会うことですが、何度も会うのは手間もかかるし、ネタも尽きます。
社外で面白い内定者研修があれば、受講させるといいです。
内容についても、一日かけてガッツリやる研修プログラムより、短時間の研修を複数回受けさせてあげたほうが、今時の学生には向いています。

弊社でも毎年合同内定者研修をしていますが、これまでは年一回、丸一日かけていました。
しかし、今年からは「短く、何度も、タメになる」をコンセプトに、月1回・2時間〜半日のプログラムに改訂しました。

★月一回より、週一回★
社内報やニュースレターを送っている企業もあると思いますが、月一回ではちょっと心配です。
年内は、週一回連絡を取るようにしましょう。
内容はなくて大丈夫!

「元気?」とか「今度こんな研修があるんだけど、受けてみない?」といった簡単なやり取りでいいのです。
メールやFacebookよりLINEが距離感的にもベストです。

★一冊より、5分★
youtubeに慣れた昨今の大学生に聞くと「1時間のドラマが、長く感じる」と言います。
時間感覚が違いますね!また読書に慣れていない学生も多く、その場合、本一冊読むという作業はかなりヘビーです。

「課題図書を指定し感想文を提出する」という課題を行なっている企業は多いと思いますが、負担を感じる学生は増えています。

そこで、対象を本ではなく短い動画に変えてみてはどうでしょう?
プレゼン動画「TED」は通常18分以内なのですが、5分程度のコンテンツもたくさんあってオススメです。

《まとめ》
学生心と秋の空。
年末までは気を抜かずに。