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2018/02/27

【企業訪問レポート】〜さくらフォレスト株式会社 編〜

「決まりは作らない」ユニークなベンチャー企業
 〜さくらフォレスト株式会社〜


こんにちは!こうだいです!

今回は、キャリア革命を応援してくださっている、さくらフォレスト株式会社(以下、さくらフォレスト)に訪問して、仕事や会社に対する熱い想いを聞いてきました!

通販だけでなく、様々な取り組みを行うさくらフォレスト。
社員の皆さんに、その魅力に語っていただきました。

(左から、田上さん・山田さん・阿部さん・梅田さん)


こ:どんな仕事をしているのですか


田上:自社通販ということを含めて様々なお仕事ができます。通販一つとっても、販売企画やマーケティング、デザイン動画作成など自分たちで考えています。コールセンターも、電話対応だけでなくコーチングやデザインなど多種多様な仕事ができます。

こ:コールセンターでデザインですか?
  
山田:絵を描くのが趣味なんですが、たまたま書いていたイラストを田上さんが「その絵、上手いじゃない!」と言ってくださって。すぐに、LINEグループにその絵を載せてくれてたんですね。そうしたら「お客様に渡したら喜ぶんじゃない?」という意見があがって、そこから手紙をくれた人や節目の日に、イラスト付きの手紙を送るようになったんです。

こ:率直にかなりフラットだなと感じたのですけど、フラットな組織づくりを作るうえで大切にしていることはありますか?

田上:その人らしくいられる状態をどうやったらつくれるか、ということを大切にしています。人には、誰からでもいじられやすいとか、年下なのにとても頼れると言ったその人のキャラがあると思います。そのキャラを大切に、より人間らしくいられる環境が大事になってきます。

山田:そうなんですよ!部活をやっていた人ならわかると思うんですけど、1年早く生まれただけで偉そうにする先輩っているじゃないですか。さくらフォレストでは、それが全くなくて、これがやりたいのにできないってことがまずないですね。

こ:本当にフラットでユニークな会社だなと感じました。やはりユニークな会社なので学生の人気も高いと思うんですけど、どのような学生が欲しいと思われていますか?

田上:最初の頃と比べて人気になってきたんですけど、すごく嬉しい反面、そうやって入ってきてくれた人と一緒に働きたいかどうか。それが合致しているかわからない、というのがこれからの課題になってくると思います。豊かさだったり、働きやすさを求めて入ってきた人が増えると、五年後には脆くなるので、働きやすさよりも「働きがい」や「この組織を作りたい」と言って来てくれる学生が欲しいですね!

こ:確かに豊かさよりも、この組織を作りたいと考えている人は全然違いますもんね。欲しい学生を獲得するために気をつけている採用のポイントなどはありますか?   

田上:一生、その人と付き合えるかということを大事にしています。けど、ただその人と付き合いたいかだけではなく、後輩で入ってくる人を自分の上司にできるかどうかを大切にしています。例えば、どこかに尊敬するところがあったりだとか、この人が将来自分の上司になって一緒に働けるかどうか。そういった目線で考えています。

山田:自分が入社した二日後にヤフオクで合同説明会があったんですけど、まだ会社に来て間もないのにいきなりそこに行って「学生を選んでこい」と言われたんです。そこで言われた学生の基準が、先ほどの話にもありましたが「後輩が先輩になった時に尊敬できるかどうか」なんですよ。私にとって尊敬できる基準は、素直さだったので失敗しても隠さずに「ごめん!」と言える純粋な感情の人を大事にしたいなと思っています。

こ:しびれました!簡単そうに見えて、実は本質的なことだと思います!ところで「5年で一人で起業できる実力をつける」というコンセプトが御社にはあるとお聞きしましたが、5年以上続ける人や5年以下で辞める人はいらっしゃるのでしょうか?

山田:私の将来の夢は、雑貨屋さんでした。たまたま、検索していたら、さくらフォレストがヒットしたんですよ。なりたかった職業と入った職業とが合致していませんでしたが、どこか心にグッとくるものがあってここで働いてみたいなと(笑)さくらフォレストでは、研修がたくさんありましたが、商品研修や勉強といったものではなく、自分を見つめ直す研修でした。自分の中で大事にしているものは何かっていうのを、二泊三日ほど時間を使って少人数でゆっくりやりました。自分の中で無意識にやっていることを意識的にやることで、迷った時に指針ができます。この研修で色々なことを内観していくうちに、雑貨屋になりたいという思いが強くなって、2年半で辞めると決めました。そこまでに残された時間はあと数ヶ月です。

田上:私が5年以上続けている理由は、入った時に社長から「会社っていつ潰れるか分からないけれど、組織運営でやったことのないことをやって、ビジネスとして成り立つかどうかを社会実験として取り組んでみたいんだよね」と言われて。19才からそれに参加しています。コールセンターに9年いるんですけど、チームビルディングが一番学べて、新人さんと一番接することができるから続けてきました。途中でだんだんとフェーズが変わってきて、6年目に分社化してさくらフォレスト事業部からさくらフォレスト株式会社になりました。その変化が面白くて、充実した時間を過ごしています。5年卒業も考えたけど、分社化してから役員を頂いて頑張ってきました。入社当時から、この企業理念を世の中に発信したいし追求もしたいという思いは変わってないかな。 

こ:ありがとうございます!
では、最後に学生にメッセージをお願いします!

山田:「イエスかノーか」「するかしないか」で悩んだら楽しそうな方を選ぶ。モチベーションにも繋がるしエネルギーも注げるからワクワクドキドキする方を選んでください!

田上:20代を後悔して欲しくないと思います!私は20代を振り返った時に後悔したことはなくて、プライベートも仕事も凄くやりきった感があるんだよね!だから、あとから「これしたかったな」って思って欲しくはないかな。就活で私が大切にしてきたことは「何をするのか」ではなくて「誰とするか」です。モチベーションがあっても環境に流される可能性があるから、どんなことをやるにしても尊敬できる人がいればいいですよ。通販に興味を持つ学生と出会ったとしても、やっぱそれだけじゃ合意ができなくて、通販プラス人でお互いが魅力を感じた時が合意かなって最近の採用で思うかな。ここ2〜3年で通販を面白いと思う人は増えたけど、通販の魅力だけだと厳しいよね。やっぱり人間に魅力を感じる人と一緒に仕事がしたいですね。

こ:今日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

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さくらフォレストさんは、人をとても大切にしているなと強く感じました。5年卒業を一つの指標としているのも社員のことを一番に考えている結果だと思いました。山田さんの2年卒業も真剣に応援しているからこそ、次のステップへ進みやすい環境だと感じました。田上さんの「どこで働くかではなく、誰と働くか」という言葉は、将来何をするかわからない時の指標になると思います。私のように、どんな仕事につくかわからない人は一緒に働きたい人を探してみてください。
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