COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2018/03/08

【vol.485】手放す子育て日記 2018春

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子連れで日本酒
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日曜日の夜、知り合いの和食店で“而今の会”という地酒の飲み比べ会が催された。子供も食事代を払えば同席OKと言ってもらえたので、連れて行った。普段はほとんど一緒にいる時間がないので、日曜の夜くらいはできるだけ共に過ごしたいという思いと、こういう機会でもないと行けない本格的な和食の店、そして大人の世界を“体感”してもらいたいという思惑で。

その日提供してくれた、ちらし寿司やさばの海苔巻き、天ぷらなど料理はどれも素晴らしくて子供たちは狂喜!そして大人たちがお酒を楽しんでいる間、子供達はカウンター席でずっとマンガを読んでいた(笑)「行儀が良いですね!」と褒められたけど、あんなに美味しいご飯を食べられるなら、喜んでおとなしくするだろうなあと。
中学生になったら、休みの日に丁稚で修行させてもらいたい!

※酒陶築地
https://www.facebook.com/shuto.tsukiji/?ref=br_rs

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たった20秒だけど
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わが家では、子供の習字やテストの結果、やり終えたノートや問題集を私の机に置いておいてもらうことにしている。私はそれらの提出物を見て、付箋にメッセージを書いて貼る。そして翌朝、一言感想をそえて本人に返却するのだ。

たったこれだけのことだが、いいコミュニケーションになっている気がする。提出物に目を通すのに10秒。感想を伝えるのに10秒。合計20秒の行為だが、それでも子供達が日々何をし、何を感じているのか、なんとなく理解ができるし、父親の存在感と愛情を示すことができる。子供にとっても、自分に関心を示していることがわかりやすく伝わり、褒められる喜びも得られる。

子供が毎日学校で何をしているのか全くわからない、という父親はたくさんいることと思う。でも、会社と一緒で、提出物に目を通しているだけで、詳細はわからなくても、大きな流れや方向性は理解できるものなのだ。ちなみに付箋のメッセージは、おやじギャグもありにしていて、子供達も楽しみにしてくれているようだ(笑)