BREATH Jr

活動日誌「キャリア×革命」

2017/11/22

大手かベンチャーか?答えはグラデーション

こんにちは、元木です。

11月も気づけば下旬。
月並みですが、本当に時が経つのは早いと実感しています。

なんとなく過ぎ去ってしまう毎日。

2017年の終わりに近づくにつれて、
日々大切に過ごしたいなぁと思いつつも、
なかなか実行まではいっていない最近です(笑)

さて、先日、後輩の1人が、
「自分は大手かベンチャーかどちらに向いていますか?」
と聞いてきました。

 

その子は能力も高くコミュニケーション力も高く、望めばどちらでも行けそうな子でした。
その子自身はベンチャー志望だったので、視野を広げるために大手も見てみたらとアドバイスをしました。

皆さんも「大手かベンチャーか」という疑問にぶつかったことはありますか?

これはよくされる議論なので、
今回は少し独自の視点でこの問いについて考えてみたいと思います。
(※あくまで一意見なので、参考程度に。)

「優秀な子ほどベンチャーに行け」は洗脳!?

みなさんはこんな言葉を聞いたことはないでしょうか?

「優秀な子ほどベンチャーに行け」

もちろん、これは一理あるわけですが、
ここでポイントなのは、就活では情報操作が気づかぬうちに行われているということです。
仮に、もし就活生がこの情報と出会わなければどう動くでしょうか?

知名度の高い企業から選考を受けるので、優秀な子は自然と大手に流れていってしまう。
これだとベンチャー企業は大手落ちしか流れてこない。
だからこそ、学生に対して「優秀な子ほどベンチャーに行け」というようなメッセージをし、囲い込むのです。

「この世は全てグラデーションなのではないだろうか」

そもそも、大手とベンチャーの明確な境界はあるのでしょうか?
上場しているか等の要素はありそうですが、明確に「大手とはこういう状態」という定義はないように思います。
もっというと、「大手寄りのベンチャー(≒メガベンチャー)」「ベンチャースピリッツを持った大手」など、大手とベンチャーはグラデーションがありそうです。

少し抽象度を上げれば、この世は全てグラデーションな気がします。

例を出します。

例えば、学生のPRで「自分はコミュニケーション力が高い」と言っている人がいます。
この人は誰かと相対評価をして自分は高いと思っているのでしょうが、このような自分の強みすらも「高い」「低い」といった二項対立ではなく、グラデーションであると思います。
もう一つ例を出すならば、「優秀」「優秀じゃない」も同じですね。
僕が捉えている世界だと、これを議論するためには
まず「優秀」とは何かを定義し、そのグラデーションの中に人がプロットされていく、そんなイメージです。
なのに就活では、「就活生としての正解」が存在し、
就活生として優秀、優秀じゃないというような二項対立で語られがちだと思っています。

大手、ベンチャーのどちらが良い悪いではない
つまり、大手、ベンチャーのどちらが「良い」「悪い」ではないと思っています。

もし仮に、「私は大手かベンチャーどちらに向いていますか?」と聞かれたら、
定義が広すぎて答えられないので、その子が自分自身の人生において本当に求めていることは何なのかを聞きます。

それを踏まえた上で、
「確率論的に大手の方が良さそう、ベンチャーの方が良さそう」というのは答えることができます。
ただ究極は「大手かベンチャーか」ではなく、「どの会社か」という議論でしかないと思います。
会社は40万社もあるのですから、探せば自分に合う会社はありそうです。

あまり「良い」「悪い」ではなく、少し視野を広げて物事を捉えたら、少し本質が見えてくるかもしれません。

まとめ
このように、就活では気づかぬうちに情報操作がたくさんあります。
就活にどっぷり浸かっていくと、どんどん視野が狭くなっていきます。

だからこそ、定期的に視野を広げる必要はありそうです。

視野を広げるために。

少し先ですが、2月3日にキャリア革命というイベントを行います。

「革命」×「キャリア」feat.西野亮廣(学生対象)

通常の就活イベントとは一風変わったイベント。
だからこそ、いつもとは違った刺激をもらえる可能性があります。
あなたのキャリア観に革命が起きるかも?

クラファンも明後日公開です!公開まであと2日!

お楽しみに~!
キャリア革命クラファンページ

今日のポイント
①就活は情報操作が行われている可能性があるので少し注意!

②二項対立ではなく、グラデーションで物事を捉える

③本質的には「大手かベンチャーか」ではなく、「どの会社か」