「お前のファッションセンスは全然なってない。もっとオシャレを勉強しろ!」
そう先輩に言われ、ただいまオシャレ修行中です…。
この冬に向けて、久しぶりにコートが欲しいと思い
「コートは、本当にイイものを買った方がいい。」
というアドバイスのもと、思い切ってバーニーズニューヨークに見に行きました。
すると店内で、MACKINTOSHというブランドのコートを発見。
カタチもいいし、裏地が鮮やかな赤ですごくいい感じ!
試着させてもらうと、やっぱりカッコよくてテンションUP!
かなり予算オーバーだったんですが、欲しい気分が高まったとき、接客してくれた男性スタッフが一言。
「こちらのトレンチの方が、お似合いだと思います」とズバッと。
えー!
すると店員さんは、なぜ似合わないのかということを、僕の体型や普段の服装、着る場面を考慮した上で、筋道をたてて説明してくれました。
その話が分かりやすくて、押し付けがましくなく、結局考えが変わったのです。
コートの値段は、僕が気に入っていたMACKINTOSHの方がだいぶ上でした。
普通はこちらの顔色を見て意見を合わせそうだし、高い商品が売れた方がいいでしょう。
実際、背中を押されていたら買っていました。(というか、押して欲しかった(笑))
その店員さんからは、ファッションが本当に好きで、最も似合う一着を選んで欲しいという気持ちが伝わってきました。
なんだか嬉しくて、感謝の気持ちすら湧いてきました。
たった10分間で「この服が買いたい」から「この人から買いたい」という気持ちになりました。
相手をファンにしてしまう、そういう仕事ができる人を目の当たりにして感動のひと時でした!
話は戻りますが、ファッションというのは、「どう自分をプロデュースするか」ということなのだな、と感じています。
今までは、オシャレセンスを磨くことを “捨てて” いました。お店でオシャレそうなスタッフに声をかけて、その人に似合う服を選んでもらう。それでいいと思っていました。
けれど最近は、自分の体の特徴(上半身貧弱で短足、下半身デブ)を知った上で、自分をよりよく見せる服選び、さらに言えば、自分らしさをファッションを通じてどう表現するか?そういう自分なりのコンセプトや “選球眼” が必要だ、と考えるようになりました。
そういう観点で考えるとすごく奥が深い世界ですね!
時間はかかるでしょうが、自分なりに追求していきたいです。