COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2012/10/18

【vol.223】オシャレがわかる男に、なりたい。

「お前のファッションセンスは全然なってない。もっとオシャレを勉強しろ!」

そう先輩に言われ、ただいまオシャレ修行中です…。

この冬に向けて、久しぶりにコートが欲しいと思い

「コートは、本当にイイものを買った方がいい。」

というアドバイスのもと、思い切ってバーニーズニューヨークに見に行きました。

すると店内で、MACKINTOSHというブランドのコートを発見。

カタチもいいし、裏地が鮮やかな赤ですごくいい感じ!

試着させてもらうと、やっぱりカッコよくてテンションUP!

かなり予算オーバーだったんですが、欲しい気分が高まったとき、接客してくれた男性スタッフが一言。

「こちらのトレンチの方が、お似合いだと思います」とズバッと。

えー!

すると店員さんは、なぜ似合わないのかということを、僕の体型や普段の服装、着る場面を考慮した上で、筋道をたてて説明してくれました。

その話が分かりやすくて、押し付けがましくなく、結局考えが変わったのです。

コートの値段は、僕が気に入っていたMACKINTOSHの方がだいぶ上でした。

普通はこちらの顔色を見て意見を合わせそうだし、高い商品が売れた方がいいでしょう。

実際、背中を押されていたら買っていました。(というか、押して欲しかった(笑))

その店員さんからは、ファッションが本当に好きで、最も似合う一着を選んで欲しいという気持ちが伝わってきました。

なんだか嬉しくて、感謝の気持ちすら湧いてきました。

たった10分間で「この服が買いたい」から「この人から買いたい」という気持ちになりました。

相手をファンにしてしまう、そういう仕事ができる人を目の当たりにして感動のひと時でした!

 

話は戻りますが、ファッションというのは、「どう自分をプロデュースするか」ということなのだな、と感じています。

今までは、オシャレセンスを磨くことを “捨てて” いました。お店でオシャレそうなスタッフに声をかけて、その人に似合う服を選んでもらう。それでいいと思っていました。

けれど最近は、自分の体の特徴(上半身貧弱で短足、下半身デブ)を知った上で、自分をよりよく見せる服選び、さらに言えば、自分らしさをファッションを通じてどう表現するか?そういう自分なりのコンセプトや “選球眼” が必要だ、と考えるようになりました。

そういう観点で考えるとすごく奥が深い世界ですね!

時間はかかるでしょうが、自分なりに追求していきたいです。

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