新しい年がスタートしました!
気持ちも新たに、一年の目標設定をして、スタートダッシュをしている方が多いと思います。仕事においては、成長したいことや、身につけたい資格などを目標に定めることが多いかと思います。
“スキルアップ” について、私自身がどう考えているかというと・・・
まず、『どんな成長をしたいのか?』『なんのためのスキルアップなのか?』
というゴールを、イメージするようにしています。
私の場合は、「付加価値を創りだす」ことが成長のゴールです。
自分にしか提供できない価値を創り、増やせるようになりたいと、常に考えています。
そのために「判断力」「決断力」「実行力」を磨くことを意識しています。
難易度の高い「判断」を、より正確にできること。
情報を集めても、正解が分からない問題(将来の指針や新規事業など)に対して、「決断」を下すこと。
そして、決めたことを「実行」にうつすこと。
仕事ができるようになる、ということは、この3つの力に集約されていると思うからです。
スキルアップのための取組みに際して、心がけていることは2つです。
1. 捨てること
2. “インプット” より、“アウトプット” を重視すること
1について。
何かを身につけたいと思って、読書量を増やしたり、学校に通ったりする。それ自体は素晴らしい取組みです。
しかし、物理的に1日の時間を増やすことは出来ません。
何か、やることを増やそうと思ったら、他の何かを辞めて、新しいことを始める時間を作ることが大事だと思います。
経営コンサルタントの大前研一さんが、こんなことを語っています。
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人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
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決意よりも、やることとやらないことを決めることが大事。私は、そう受け止めました。
さて、2. の「アウトプットを重視する」です。
スキルアップを図るために、勉強や情報収集などの “インプット” を重視しがちです。
しかし、インプットをしただけでは、スキルアップにはなりません。
まわりにいませんか?
勉強熱心で、読書量もハンパじゃないのに、仕事ができない、という人。
“知識がある” ということと、“学んだことを活かしてできるようになる” こととは、別であり、得たことを、文章や言葉でまとめてみたり、実行にうつすことによって、初めて自分の血肉になるのです。
インプット量が大切なのは言うまでもありません。しかし、それはあくまで “必要条件” でしかないのです。
《今日のまとめ》
「捨てること」と「アウトプット」が、成長のカギ。