先週、新入社員向けの合同新人研修を行いました。
様々な業種の企業に4月に入社した新入社員を
一同に集め、3日間かけて行うプログラムです。
私は、社外の新人研修の要諦は、「2つの出逢い」にあると考えて
います。
ひとつは、「一流の社会人との出逢い」です。
研修は、プログラムそのものよりも、“誰が講師をするか”が大事
だと考えています。
たとえ最高の教科書があっても、どんな先生が教えるかで、
学びのレベルは全く変わってきますよね。
ですので、今回の研修では、講師の人選にとてもこだわりました。
講師として高い技術を持っているのはもちろん、
思う方を東京からお招きしました。
受講生は、『全国で活躍しているビジネスパーソンは、こういう
レベルなのか!』と、存在を通じて体感したことと思います。
そういう高みを肌で感じることが、何よりの刺激であり、学び
だと思うのです。
もう1つの出逢いは、”仲間”です。
新入社員にとって、同期の存在は、かけがえのないものです。
年次が1つ下でも上でも話せないことが、同期だから話せるという
ことがあります。将来、会社を離れたとしても、同期とは一生の
付き合いになることって多いですよね。
今回の研修は各企業に入社した2~6名の新入社員を集めての、
合同開催でした。
社内だけではなく、社外に同期となる存在ができると、
相対的に自分や会社を見つめる機会ができます。それは素晴らしい
相乗効果が生まれるきっかけとなりえるのです。
相互理解が深まり、仲間意識が醸成されるように、
コミュニケーションの機会を意識して数多く設けました。
「人は、人と仕事で磨かれる」というのが私の持論です。
新人研修に限らず、「社外研修は、人との出会いを通じて、お互い
を磨き合う場」だと位置づけてみる。そうすれば、活用の仕方が
明確になるし、
《まとめ》
人は、他者との出逢いを通して自分を知り、成長する機会を得る。
よき出逢いを!