COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2013/05/09

【vol.251】成功の確率。

突然ですが。
ダイエットの成功確率って、どれ位だと思いますか?

“一旦減量できても、その後リバウンドしたら、成功とはみなさない”
とすると・・・

その成功確率は、0.5%だそうです。

私は以前、本でその数字を読んで衝撃を受けました。
「ジムに行くとか、リンゴダイエットとか、サプリを飲むとか、
色々あるけど、そこに正解はなかったんだ!
つまり『ダイエットをしよう、しよう』とするからうまくいかないんだ」
と思い至りました。

それ以来、“どうしたらムリせずに取組みを続けられるか?”という
観点で、自分なりに実践しています。

今年に入って始めたのは、ランチの量を減らす事です。
友人から『「養生訓」(貝原益軒著)に倣って、朝と夜の
一日二食の生活をしている。』という話を聞きました。
二食にすると、健康にもいいし、午後眠くならなくていいよ、と。

眠くならないのはとってもイイ!
と思ったのですが、昼食を抜くのはちょっと寂しい・・・。
そこで、炭水化物をできるだけ取らずに、今までの半分の量に
しようと決めました。

朝食は食べるし、夕食はガマンせずガンガン(笑)飲み食いします。
そのスタイルをやり始めてから、3ヶ月で4キロ体重が落ちました。

さらに、確かに眠くならない!午後の生産性も上がってGOODです。
この方法は、僕としては辛くないので、ずっと続けていけそうです。
例えばこのように、無理しない習慣づくりがポイントだなあと
考えています。

ところで、上述の0.5%って、なかなか奥深い数字だと思うのです。
勉強や、ビジネスなど、どんな分野でも、長期的に成果を出し
続けられる割合は、同じようなパーセンテージではないでしょうか?

そうだとすれば、”無理をするから上手くいかない。短期的に成果が
出たとしても、継続できない。”という法則も、
あてはまるのではないかと。

成功を手に入れるためには、「特別な能力」や「気合い」や、
「尋常ではない努力」が必要だと思いがちです。

しかし本当はそうではなく、
“意識せずに続けられる習慣を創った人”こそが、成果を長期に
渡って手にし続けているのではないでしょうか。

《まとめ》
成功に、ハングリー精神や野心は必須ではない。
「ラクに続けられる習慣をつくる力」がある人が、
0.5%になりうるのだ。

※「養生訓」貝原益軒著(講談社)
※「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫著(新潮新書)

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