12月1日から、2015年度新卒採用がスタートします。
(2015年4月入社分)
簡単にポイントをまとめてみました。
★☆★獲得競争は激化!★☆★
現3年生は、質が高そうだと期待されています。
就職ガイダンスなどで接する学生の意識が、今年(2014年度)
よりも高いのです。(詳細は「ばんどう通信253号」
企業としてはいい人材が採れる“チャンス”!
一方で、各企業の採用意欲も、高いです。
12月、
就職サイトの掲載社数も、
予想されています。
★☆★早期決戦で!★☆★
競争が激しい年には、採用活動のピーク時期を避けて活動をしたく
なるところです。しかし私は、早期決戦をオススメします。
ここ数年、中盤戦(4年生の6月~)を過ぎると、募集広告の効果
が落ちてきます。応募者を集めたくても、有効な手段がなくなるの
ですが、今年はそれが顕著に表れていました。
2015年度は、その傾向が一層強まると思われます。
1~2名の追加募集なら構いませんが、基本的には早期の採り合い
合戦に飛び込みつつ、がんばって他社と差別化していく方が、
可能性が高まるでしょう。
★☆★ライバルはAKB48?!★☆★
ところで、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が、
ちょっとした話題になっているのをご存知ですか?
多くの企業や自治体で、曲に合わせて踊った動画が、
公開されています。
企業では、サイバーエージェントグループや、サマンサタバサ、
日本交通、ジャパネットたかたetc.
地方自治体では、神奈川県や佐賀県庁なども!
それぞれ、個性や社風が伝わってきて興味深いのですが、
採用活動で上手に活用できれば、応募者にいい印象を与える
ことが可能です。
近年は「風通しのいい会社、人間関係のいい企業で働きたい」
と希望する学生が増えています。
複数の企業から内定が出るような優秀な学生が迷った時に、
面接でしか接点がないない企業と、社風が垣間見える企業とでは、
心証が大きく変わるでしょう。
もし、競合企業がやっていたら、と考えると穏やかでは
いられませんよね。
こうしたコンテンツは、コストをかけずに作ることが可能です。
アイデアとITツールの活用で、“自社らしさ”を表現し、
他社と差別化しながら、将来を担う人材を奪取しましょう!
《まとめ》
目の前にいる人財が、自社と、競合企業のどちらに入社するのか。
それは10年後の会社の命運を左右する“大事”なのだ。