COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2014/01/09

【vol.284】イケメンすぎるダメ男。

この年末年始は、V6岡田准一くんで明け暮れました!

まず休み中に、連続ドラマ「タイガー&ドラゴン」を
子供たちと一緒に全部見ました。

落語が題材になっていて、岡田くんは、天才的に落語が
上手なダメ男という役で主演しています。
これが、サイコーに面白い!

最近、子供たちが落語にハマっていることもあり、大盛り
上がりでした(笑)

そしてNHK「軍師官兵衛」。福岡が舞台なので期待大です。

締めは、映画「永遠の0」です。
ちょっとイケメンすぎるんじゃないか?と思ってましたが、
はまり役!凄い演技でした。

この作品のすごいところは、「特攻」「零戦」という、
重くて堅いテーマをきちんと描きつつも、
エンターテイメントの要素を組み込んで、グイグイと
観客を引っ張っていく。
そうした面白さがあるところですね!

“臆病者”と嗤われる程「生きて帰る」ことにこだわっていた
主人公が、なぜ特攻を志願したのか?

このミステリーの要素が、大きなアクセントになりつつ、
主人公と交流があった元日本軍兵士たちが語る、
それぞれの“物語”に、惹き込まれていくのです。

戦争映画特有の、見るのが辛い映像も少なく、この
ジャンルが苦手な人でも共感できる描き方だと感じました。
家族でみられる作品だと思います。

さて、私の2014年のテーマですが、
「物語力」としました。

「永遠の0」や「プロジェクトX」が、多くの人に愛されるわけ。
それはもちろん、テーマに価値がある訳ですが、その
テーマを包む“物語”が、人の心を惹き付けるのです。

たとえば60年の歴史がある会社には、60年分の。
2代目社長には、後継者としての。
社員数200名の会社には、200人分の。

組織には、人にも、商品にも、たくさんの物語が
詰まっています。

その企業の存在価値や魅力を、“物語”と共に伝えていく。
未来に向かう“ストーリー”を、描き発信していく。

それらに共感した社員や顧客の輪が広がって行く。
自社の、商品の、ファンを増やせるかどうか。
それが、これからも選ばれ続けていくポイントでは
ないでしょうか。

私、百田尚樹さんのようなストーリーテラーになりたい!!

そして、価値ある企業のファンづくりを、もっともっと
支援できるようになりたいです。

この一年は、“物語”を描く力、伝える力を磨くことに
こだわっていきます!

※「永遠の0(ゼロ)」
http://www.eienno-zero.jp/index.html