COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2014/04/03

【vol.296】無理やり留学。

福岡の先輩、イワモトさんから、ご子息の進学についての
エピソードを聞きました。

「高校を卒業する自分の息子に、海外留学をさせたい」と学校に
言ったところ、先生から猛反対を受けたとのこと。
何度も話をしたが、とにかくダメだというのです。

なぜそこまで反対するんですか?と先生に尋ねると
「正直言って、自分は留学をしていない。わからないことを
奨められない」という回答が。

最終的には、反対を押し切って留学を決めたそうですが、
この高校、地元では有名校です。しかし、卒業生700名
のうち、留学するのはたった1名。

先生の影響もあるでしょうが、学生も大半は、
「なぜ海外に行かないといけないの?」というスタンス
だそうです。

ちなみにご子息も例外ではなく、「留学はイヤだ」と。
しかし、そこは父親の権力で、強引に背中を押したと、
おっしゃっていました(笑)

なぜそうしたかというと、イワモトさんは学生の頃、
自分自身が、お父様に無理やり留学をさせられたという経験が
あるからなのです。

当時は、イワモトさん自身、留学がイヤで仕方なかった
のが、実際に言ってみると、刺激的な出会いを通じて、
人生観が大きく変わったそうです。

そのため、どれだけ反対されようとも、同じ経験をさせたいの
だと、言われていました。

いまどき、息子に嫌われたとしても、背中を押しまくる父親
って、聞きませんよね(笑)
子供の主体性を重視するような風潮のなかで、お見事っ!
と、感心しました!

私も子供たちの教育は、どうしたものかなあと
悩みますが・・

自分が間違いない!と信じたものについては、空気を読まずに
ドシドシ押し付けて行こうと思っています。
まずは小学生のうちに、海外にホームステイさせてみたい。
すごく抵抗されそうですが・・(笑)

《まとめ》
相手の自主性を重んじることが、最良とは限らない。

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