とつぜんですが、男性上司の方に質問です。
Q. あなたは、女性の部下の活用に自信がありますか?
実は先日『女性戦力化の極意』というセミナーを聞きました。
私自身は女性活用について、“下手ではないハズ…”
と思っていたのですが・・・
セミナーでは、耳の痛い話が次々と飛び出してきて、
かなり凹みました(涙)
私が特に印象に残ったこと。
それは「女性を伸ばす上司の特徴」です。
★カッコいい
★褒め上手
★話を聞くのが上手
これがいずれも、『女性の心理から見てどうか?』という
点が大事なのだと。
たとえば「カッコいい」というのは、単純に顔の良し悪しでは
ありません。
ちなみに男性にとっての「カッコいい」とは、高い腕時計や
有名ブランドのスーツ、高級車、タワーマンションetc.
だったりしますよね。
しかし多くの女性社員にとっては、高級かどうかよりも、センス
がいいかどうか、オシャレかどうかが大事。
お金があっても “カネにモノを言わせてる感” が漂う人は
「ダサい」と思われがちだと。
なるほど…。
また「褒めること」「話を聞くこと」については、苦手な男性
は多いと思います。
しかし…自分はちがうハズ!!
なんといっても、これまで数多くの経営者への取材を通じて、
ヒアリングスキルを鍛える努力をしてきた私。
「聞くこと」にはちょっと自信があるんだよね♪
と思ってました(笑)
しかし、蓋をあけてみると・・・
『話を聞けない男性の特徴』に合致する項目がいくつも!(
たとえば、
▲時間がない▲
たしかに、部下に対しては話を聞く時間を作らなかったり、
短縮するために結論から言わせたりしてたな・・・。
▲うわのそらになってしまう▲
話を聞きながら「次はこういう話をしよう」とか「そう
いえばあの仕事はどうしよう」とか、違うことを考えてたな…。
▲解決してあげたい▲
悩みを相談されたときに「それはさ、こうすればいいんだよ」と、
すぐに判断してあげるのがいいと思ってたな・・・。
何よりもまず大事なのは、最後までじっくりと話を聞くことなんだよね。
私は、“相手に共感する” という姿勢が、足りませんでした…。
男性へのテーマが特定された “ヒアリング” と、女性の心理を
ふまえた上での “話を聞く” ことは、似て非なるものなのですね。
女性の活用が進んでいる企業は、そうでない企業に比べて
業績が良いという調査結果もあります。
これからますます働き方や価値観が多様化していくなか、
女性をどう戦力化していくかは、リーダーにとって避けられない
テーマになりますね!
《まとめ》
もしかすると、今日も部下にガッカリされているかもしれない。
あらためて、女性の心理を理解する努力を。
※参考図書
「上司の頭はまる見え。」川崎貴子著(サンマーク出版)