COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2014/09/04

【vol.317】半顔メイクという武器。

とある取引先の、化粧品の新作展示会を見に行った時のことです。


「 “桃” プロデュースのアイライナー」という商品が
紹介されていました。

私は知らなかったのですが、“桃” ちゃんは「あいのり」
で有名になったタレント。アメブロでは市川海老蔵と
1~2位を争う人気だそうです。

彼女が一躍有名になったのは「半顔メイク」。
顔の半分だけをバッチリメイクして、すっぴんとの
ギャップを楽しむ、というものです。

私も見ましたが、桃ちゃん、ほんとに別人!(笑)
一重だし、目の大きさは1/3くらい・・・!
http://ameblo.jp/momo-minbe/entry-11508604743.html

でもこの写真を見て、彼女の人気の理由が理解できました。
彼女は “自己開示” によってファンを増やしたのです。

女性は「すっぴんではコンビニにも行けない」という
位、素顔を見られるのをいやがりますよね。
魅せることを仕事にしているタレントなら、なおさら
でしょう。

人は、長所は見せたいが、欠点やコンプレックスは
隠したいものです。
欠点を見せたら、嫌われるのではないか?失望されるの
ではないか?と思うからです。

しかし、思いきってコンプレックスを “自己開示” すると、
相手は意外と親近感を持ってくれたり、共感してくれたり
するのです。

逆に欠点を隠して、自分の長所や得意な所ばかり見せて
いると、「スゴい!」とも思われますが、同時に「ウザい」
とやっかまれるきっかけになります。

もし、桃ちゃんも自己開示をしていなければ、
「たいして可愛くないのに」とか
「調子に乗ってるよね」など、
バッシングの対象になっていたかもしれません。

彼女は勇気をもってコンプレックスを開示することで、
「そんなに可愛くなれるんだ♪」とか
「飾らないところが好き♪」と、
同性からの“共感力”で人気をつかんだのです。


《まとめ》
弱みや欠点は、自分の応援団を増やす武器になる。

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