COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2015/05/28

【vol.354】女子高生を、ソノ気にさせる方法

今週のコラムは…「番宣」デス!!(笑)
が、それには理由があります。

私の今週のPodcast「ズキュン♪チームビルディング」が、これまで放送してきた中でも相当に刺激的な内容だからです。
是非とも、みなさまに聞いていただきたい!

最近注目のスペシャルゲスト・若新雄純さんとの対談です!

若新さんは、組織心理学の専門家として、慶応大学や福井大学で教鞭をとったり、TVにも出演されるなど、多方面で活躍されています。

今回、お招きしたかった理由。
それは、これからの組織づくりや社員教育について、破壊力満点のお話が聞けるからです。

とくに私がスゴイ!と感じたのは、ゆとり世代はもとより「女子高生」や「ニート」などの、やる気スイッチを押してしまうところです。

昨年から、新人研修の講師もお願いしているのですが、若新さんにかかると、たった数時間で新入社員の表情や態度が劇的に変化します。
「じゃあ、これから外に出て行って、知らない人に声をかけて、自分の悩みを相談してみましょう。」
といった若新さんが課す破天荒な課題を、ゆとり世代と言われる新人たちが、ためらいもなくやってのける。
もはやマジック!

私が若新さんから学んだことはたくさんありますが、特に目から鱗だったのは、
「若者は、私たちより進化している。」
「若者の方が、正解を持っている。」
という視点です。

何が「進化」しているのか?
そのひとつは「仕事に対するモチベーション」です。

私たち昭和世代が持っているのは、貧しさを前提とした、欠乏を満たそうとする欲求です。
お金持ちになりたい。物が欲しい。いい会社に所属したい。etc.

私たちにとっては、当然の欲求ですよね。
しかし今の若者は、昭和世代と比較すると生まれながらに裕福で成熟している。
「ないものを満たすために頑張る」のではなく、“多様な可能性を追求しよう”とする「成長の欲求」があるのです。

この“多様な可能性 ”がポイントなのですが・・・
今の会社組織のカタチや、社会人の働き方が、若者からは画一的に見え、多様な可能性を追求したい彼らに違和感を感じさせたり、意欲を減退させる要因になっているのではないか。
若新さんはそう考えています。

と、文章で説明しても、なかなかイメージが沸きづらいかもしれませんが・・・。

若い世代と、どうコミュニケーションをとっていくのか?
チームづくりはどう考えればいいのか?
経営者や人事担当者、リーダーが、今、感じている悩みにヒントとなる話が詰まっています。

若者たちの驚くべき実態についての具体例をはじめ、わかりやすく刺激的な “若新ワールド” を、ぜひ “聴感!” してください。

※若新雄純さんのwebサイト
http://wakashin.com/
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