猛暑日が続いてますね!
まとまった休みが取れるこの時期、インプットしたい♪と思っても、これほど暑いと本を開く気分になりにくいものです(泣)
こういう時期には、気軽に読めるマンガで勉強するのはいかがでしょう?
ふだんはなかなか読む時間が取れないという方でも「オトナ読み」できますし!
というわけで『楽しく読めて勉強になる』オススメ作品をご紹介します。
─────────────────────
歴史を「武器」にしたい人へ。
【キングダム】
─────────────────────
春秋戦国時代の秦の始皇帝が誕生する少し前の戦国時代を描いた大河ドラマ。
下僕の少年が、大将軍を目指すという、ありがちなストーリーですが・・・
スペシャルにドラマティック!!サイコーに熱い!!
冒頭からグイグイ引き込まれ、出来のいい映画を観ている気分。
『マンガもここまで進化したか』と思えるクオリティの高さです!
今まででも十分すぎるほど面白いのですが、作者曰く、「これから盛り上がっていって、ピークは100巻あたり」だそう(笑)
歴史を勉強したい人、これまでは興味がなかった人でも、知らぬ間にスイッチが押される作品です。
特に営業職の方、歴史を知って損することってないですよね!経営者やリーダーに歴史好きが多いのは周知の事実。トクする場面が多々ありますよ♪
「キングダム」原泰久(1~39巻、連載中)
※第17回(2013年)手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞
─────────────────────
“何かに夢中だったあの頃”を思い出したい人に。
【ちはやふる】
─────────────────────
競技かるたで日本一を目指す女子高生の青春スポ根ドラマ。
現代版の「キャプテン(ちばてつや)」といえば、昭和世代のおじさんには伝わるでしょうか(笑)
「努力」「友情」「ライバル」「勝負」etc. 青春ドラマに欠かせない要素が洩れなく詰まってます♪
私が思うにこの作品は、“かるた” というマイナーな題材だからこそ、面白さが際立っているのだと思います。
サッカーや野球に夢中になるのは当たり前ですよね。でも “競技かるた” って、良くわからないし、地味そうだし、そんな競技に熱中する人に対しては「違和感」を抱いてしまいます。
その「なぜ?」という違和感が、未知の感動体験の扉を、開けてくれるのです。
多彩な登場人物が、ひたむきに「青春」を謳歌していて、女性はもちろん、男性でも(おじさんでも!)若手社員も、それぞれの立場で感情移入できます。
最近、いろいろなことがマンネリ化していて、情熱を失いかけている。ヤバい!
と感じている方には、特にオススメです。
少女マンガなので、持ち歩くとちょっと恥ずかしい(笑)ですが、その先にある興奮の世界に、あっという間に!ぐいぐいと惹き込まれますよ♪
「ちはやふる」末次由紀(1~28巻、連載中 )
※2009年 第2回マンガ大賞受賞
※2011年 第35回講談社漫画賞少女部門受賞
─────────────────────
チームビルディングを学びたいリーダーに。
【GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)】
─────────────────────
プロサッカーチームの監督を主人公として描かれたストーリー。
チームビルディングの題材としても、使われることの多い作品です。
主体性の引き出し方、スキルアップ、リーダーシップ、モチベーションアップ、チーム内コミュニケーションetc. 個性溢れる弱小チームを率いる監督が、試行錯誤しながらチーム力を高めていく様子は、自社の組織づくりにも応用できるヒントがたくさんあります!
「GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)」ツジトモ(1~34巻、連載中)
─────────────────────
「茶の湯」「数寄」の世界に興味がある人に。
【へうげもの】
─────────────────────
戦国時代、織田信長と豊臣秀吉に仕えた武将・古田織部を主人公として描いた作品。
「戦国時代」「数寄」がテーマなのに、ギャグマンガです!
爆笑ポイントが満載なのですが、茶化したり、おふざけがあまりに過ぎるので、本格的に茶道を嗜んでいる人や、歴史に詳しい人が読んだら腹が立つかもしれません・・・(汗)
が!日本の文化について、大笑いしながら学べて、親近感も湧く。これって、乙(オツ)だと思いませんか?
ちなみに私は、最近茶道を習いはじめたのですが、かなり役に立ってます!(笑)
「へうげもの」山田芳裕(1~20巻、連載中)
※第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞