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2015/09/18

【第2回】ayakoの福岡よかとこ紹介シリーズ♪

はやくも第二回。
ayakoの福岡よかとこ紹介シリーズ♪今回ご紹介するのは・・・

福岡に秋の訪れを告げる「放生会」。福岡市東区にある筥崎宮で開催されます。


人混み

こちら、博多三大祭の一つ。
このように、まっすぐ歩くことは不可能なくらい大勢の人で賑わいます。
1キロ以上続く参道に所狭しと露店が立ち並びます!

ちなみに、三大祭りは、5月の博多どんたく・7月の博多祇園山笠・9月の放生会 のことです。

中でも、放生会は一番歴史が古く、1千年以上前から続く、
万物の生命を慈しみ、殺傷を戒める神事。

と、知ったかぶりをしておりますが、このブログを書くために調べました(笑)

私は、福岡市東区で育ったので、赤ちゃんの頃から行っていたものと思われますが、
起源とか、由来とか、何のために、とか知らないまま参道に立ち並ぶ「露店」目当てで
家族の恒例行事として毎年かかさず、行っていました。

思い出すのは、兄の一言。

私が高校生で、兄が大学生だったと思います。

兄「こんだけたくさんの露店が並んでいるけど、お客はどの露店に行く?
うまいか、まずいかなんて分からないんだから、お店を見た時点で勝負は決まってるんだよ」

「????」と私。

兄「焼き鳥屋だったら、煙、におい、光、焼いてるおじさんの威勢、表情、そういった情報を
人間は瞬時に見抜くからね。そこがどうかってことが重要なんだ」

高校生だった私は、そんなことを考えている兄を「すごい!」と思わずにはいられませんでした。
そんな視点で露店を見たことがなかったのですが、それからは、どうしたらこの露店はもっとお客さんが来るのか?
という視点で露店を観察するようになり、放生会に行く楽しみの一つとなりました。
個人的にショップオブザイヤーを毎年決めているほどです(笑)

そんな視点でいけば、ずば抜けているのが、こちらの「おばけやしき」。


お化け屋敷

入口のところで「おいでよ、おいでよ~」と独特な声で呼び込みをしているおじさんです。
この呼び込みを聞いた人が、次々に、吸い寄せられるように入口に入っていくのです!
この呼び込みを聞くと、「放生会にきたな。」という感覚に陥るくらい、
私の体には染みついています。
私が物心ついたころからこの呼び込みは続いているので、
やっている人は変わっているのでしょうが、
伝統を受け継ぐことによって、名物となり、繁盛に結びついているのだと思います。

放生会をまじめに語っちゃいましたが、基本的には、いろんな露店をブラブラして、
食べて飲んで、くじ引きやゲームなんかをして、散財するのが一番の楽しむ方法だと思います!!
今年行き逃した方、来年はぜひ♪毎年9月の中旬頃開催です!

(ayako)