この映画を観たいと思ったのは、題名から仕事に役立つのではないかと思ったのが半分。
もう半分は、『プラダを着た悪魔』の出ていたアン・ハサウェイが好きだからです(笑)
アン・ハサウェイがファッションサイトの社長役として出演。
そこに、70歳のシニアインターンが、社長付きでやってくるというストーリーです。
舞台は、いま人気のブルックリン。
オジさんが観るには気がひける程のオシャレさでしたが・・・
内容はれっきとした “お仕事物語”。
何気ない会社での出来事や、一人ひとりの心理描写が、ていねいに、リアルに表現されていて、予想以上にとても良かったです!
この作品は、これからインターンシップをしてみようと考えている人にオススメです。
仕事や会社の中身を垣間見ることができるのはもちろん、経営者の “スピード感” や “価値観”、また “プライベート面” までを、うかがい知ることができるのです。
映画で先に “疑似体験” することで、インターンシップに対する漠然とした不安が軽減できると思います。
また、この作品では“仕事をする上で大切なこと”を、分かりやすく学べます!
ロバート・デ・ニーロが演じる役どころは、ITにもファッショントレンドにも疎い70歳のインターン生。どう考えてもその会社では活躍できそうにない彼が、次第に存在価値を発揮し、周囲との信頼関係を深めていくわけですが、なぜそんなことができたのか?
それは彼の
「自分の価値観や経験を押し付けないこと」
「分からないことを素直に学ぼうとすること。」
「自分にできること、役に立てることはないか?と探すこと。」
といった「仕事に向き合う姿勢」の成せるわざだと私は理解しました。
社会人になると、スキルと同じくらい「姿勢」が求められ、また仕事の成果に直結します。
大事なことなのに、抽象的でイメージしづらいこのことが、きめ細かく描かれています。
ぜひ、観て、学んでください!
ちなみに、受け入れ側の企業にとっても、気づきが多い映画ですよ。
インターン実施前の課題映画として、担当者間で観るのもいいと思います!
※「マイ・インターン」(上映中)
http://wwws.warnerbros.co.jp/myintern/