COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2015/11/12

【vol.377】「マッハの速さ」にズキュン♪

週末に、子供が通う小学校の授業参観に行ってきました。
「南(小学校)の学び方」というポスターが教室に掲示してあったのですが、
内容に感心しました。

「スラスラ読み」「しっかり書き」「キビキビ発言」「リアクション聞き」
という4つの項目に分けて書いてあります。

【スラスラ読み】
■一ページを45秒以内で読めるように目をきたえよう。
■友だちが音読したら、すぐその箇所を見つけよう。
■何度も何度も覚えるくらい、くり返し読もう。

最近は読書離れが進んでいますが、本を読むことに慣れている人とそうでない人では、情報収集力や成長スピードに決定的な差がつきます。
「目を鍛える」という視点は大切ですね。

【しっかり書き】
■書く時は、マッハの速さで書こう。
■自分の考えを短くまとめて書こう。
■書いたら、すぐに発表の練習をしよう。

「マッハの速さで、短くまとめて」これは社内で全員に習慣づけたいですね!
また口頭での発表を常に意識することは「伝える力」の向上に役立ちますね。

【キビキビ発言】
■顔をあげて発言しよう。(ノート・プリント見ない。)
■最後の一言まで、しっかり発音しよう。
■少しさけぶくらいの声で発言しよう。
■周りの様子を見ながら発言しよう。

「顔を上げて発言」これは私自身反省です・・・。
会議や打合せで、パソコンを見ながら話していることが多いなあと。

「少し叫ぶくらいの声で」これはイイですね!(笑)
発言者は気合が入るし、場の活気にも繋がるでしょう。

【リアクション聞き】
■発言には、うなずく・あいづち・目線や体を向ける等の反応をしよう。
■発言が「自分とにている・ちがう」を必ず比べて聞こう。
■数人の発言が出たら、「まとめよう」という意識で聞こう。

これも、すべて大事なポイントですね!
ちなみに弊社で行うマナー研修では、体を相手に向けることを「おへそビーム」とレクチャーしています。
(自分と相手の “おへそ” が正対するように意識しようという意)

「まとめよう」という意識で聞くということは、整理力、編集力を必要とします。
氾濫する大量の情報を取捨選択し、編集するスキルは、現代で仕事をする上で欠かせない能力です。

普段から意識している人は少ないと思いますが、このフレーズを社内で徹底できれば、いい練習になると思いました。
「読む」「書く」「コミュニケーション」
どんな仕事をするのにも必要な、基本的なスキル。
大人になると、全く出来ない訳ではないですし、改めて学ぼうという意識になりづらいものです。
しかし、“向上させたい” と日々心がけるかどうかで、その積み重ねは全く違ってくると思います。

《まとめ》
仕事をする上で大切なことは、すでに学校で教わっている。

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