COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/01/14

【vol.385】ばんどう家の育児2016

わが家の育児(10歳娘と8歳息子)の最近のトピックスをまとめてみました。

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夜店の射的は、むだ遣い?!
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子供たちと「お金の使い方勉強会」をしました。

■消費:生活に必要な食費や洋服に使うこと。
■投資:本や習字やピアノレッスンなど、自分に役立つ使い方。
■浪費:ゲーセンなど、その場でただ使うこと。

浪費と投資の境目は難しい。お金を使って“練習”しないと上達しない。
だから、使うのはOK。ただし、後で省みよう。

といった内容です。

後日、お祭りに行ったときのこと。
夜店の射的を見て、やったことがない2人は興味津々。

3発300円。
自分のお小遣いでやりたい!というので任せました。

結果、娘は風船ガムを当てることができ、息子は何もゲットできず。

終わったあと、なかなかいい表情をしていた2人と、この射的はどんなお金の使い方になるのか、振り返ってみました。
「300円出して30円のガムだけなんて、もったいない感じがするけど、でも全然後悔してないよー。だって楽しかったもん」と娘。

「ガチャガチャだと無駄遣いな気持ちになるけど、射的は無駄遣いじゃない気がするねー」と息子(笑)

「これは浪費だけど、浪費だけじゃないね。楽しい時間と体験が300円に見合っていたから、後ろめたい気持ちにならないんだろうね。」

という話をしました。

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1900円のパンづくり。
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「日本一簡単に家で焼けるパンレシピ」という、書店で売っている“パン作りキット”。
レシピ本とパンの型がセットになって、1900円。

普段、あまり物を欲しがらない娘が珍しく「欲しい!」と懇願するので、“自分でつくること”を条件に購入しました。

題名に偽りなし。
小4の娘が最初から最後まで全て一人で作れました!スゴい!
(妻曰く、スゴいのは娘ではなく、型のサイズとレシピが革命的らしい)

我が家はもともと週末の朝だけパン食で、子供(と私)が準備を担当しています。
これまでは市販の食パン一辺倒だったのが、この手作りパンのおかげで、とてもスペシャルな朝ごはんに変身しました。

娘自身、独力でちゃんとしたパンが作れたのが衝撃の事実だったらしく、ヒマさえあれば作っています(笑)

1900円でWin-Winの関係ができ、投資対効果抜群です!

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海外のペンフレンド。
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私の高校時代の同級生がイギリス人と結婚し、ロンドン郊外に住んでいます。
うちと同世代の女の子がいるのですが、ふとしたきっかけで、娘同士の文通が始まることになりました。

お互いに、英語版と日本語版、二つの手紙を書くことにしています。
向こうは慣れているものの、うちの娘は英語ができるわけではないので四苦八苦。
でも、外国に住んでいる子と手紙のやりとりをすることがすごく楽しいようで、ちょっとしたイベントになっています。

最近は手紙以外に送るものが増えてきました。
たとえば、娘が「I like handcrafts.」と趣味のことを書いたら、イギリス製のかわいい手芸キットが送られてきました。
それを使って小さいぬいぐるみを作り、送り返す、とか。

メールやLine、Skypeもある時代に、月に一度くらいのアナログなやりとりは、なんとも時代遅れな感じもしますが(笑)
手作りの手紙やモノをリアルに送り合う、ということの豊かさって、あるなあと感じています。

英語にもがぜん興味を持ち、自らラジオ基礎英語を聞き始めたりして、親としてはシメシメ、です(笑)

《まとめ》
興味は、勉強の種。

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