COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/02/25

【vol.390】新しい家族が増えました!

「arflex」をご存知ですか?
モダンファニチャーの国内トップブランド。
ライフスタイルを豊かにする素晴らしい家具を生み出しています。

弊社は昨年、企業理念の整理の仕事をさせていだきました。
全国をまわって “arflexらしさ” を探る取材を重ねるうちに、私はすっかりその魅力のトリコになってしまいました!

実は私、来月自宅を引越しすることになったのですが…
せまーいリビングにもかかわらず(汗)arflexのソファを購入してしまいました!!

arflexの魅力を語りだすとキリがありません!
中でも特に印象に残っているのは、メンテナンスを行う川崎のクオリティセンターに取材に行った時のことです。

まず驚いたのは、歴代の全ての商品の「型紙」が保管されていたことです。
廃盤になっているものも、全く売れなかった商品のものも“全て”取ってあるのです。

「この型紙は何年間取っておくんですか?」と聞くと

「ずっとです。」と答えが。

・・・永久に、ですか?!(驚)


部品も、可能な限り取って置くそうです。
「どうしても無い場合は、東急ハンズに駆け込んだりしています(笑)」
とのこと。“何としても直してお返ししよう” というスタッフの方の想いが凄いのです。

クオリティセンターには、全国から送られてきた家具が山積みになっています。

20年、30年と家庭で使われたソファの数々。
それほど長く使えることも驚きですが、arflexのような高価なソファを買える人達なら、わざわざ修理に出さずとも買い換えればいいのでは?
重くて大きいソファを郵送するのは大変だし、修理に出している間は生活も不便でしょうに・・・
と私は疑問に思いました。

なぜ、お客様はそこまで修復にこだわり、使い続けたいと思うのか?

その答えは、ご依頼されるお客様の話の中にありました。

たとえば・・・
「娘が子供の頃から一緒に過ごしてきたソファ。今度、結婚することになったので、キレイにして持たせたい。」
という方。

「ひび割れたり、ところどころ破れてしまったレザーにも、家族の思い出が詰まっている。
だからカバーの部分はそのままに、クッションだけを替えてほしい。」
という方。

ソファと共に写っている、家族の記念写真を添えてくる方もいるそうです。

運び込まれたソファ達は、もはや家具ではなく「家族」になっている。
そしてそれらは「arflexと共に過ごした時間が幸せであった」ことの証なのです。

「私たちのつくり出す製品、提案するライフスタイルが心地よさや寛ぎを提供し、家族の幸福につながるものであって欲しい。」
そうした創業時からの想いを胸に、永く快適に使えるように、堅牢でメンテナンスしやすいように、ものづくりにこだわり抜いてきたarflex。

私が購入したソファも、これから数十年、共に人生を過ごし、家族となっていくことと思います。
新たな世界観や、素敵なライフスタイルを教えてくださったことに感謝です!!


《まとめ》
本物の想い。無駄とも思えるほどの徹底したこだわり。
こうしてつくられた製品は、家族のあり方や人生観にすら影響を与える価値となり、年月を重ねる程に他社が追いつきようのないブランドとなる。

http://www.arflex.co.jp

 

IMG_5109