COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2016/08/18

【vol.413】花火大会で鍛える問題解決力。

“ブレインストーミング” したことありますか?
会議の手法の一つで「情報共有」や「意思決定」のためではなく、とにかくアイデアをたくさん出すことを目的にしています。

ここ一年、地域活性化の取組みに関わっているのですが、毎月様々なテーマについて、ブレインストーミングを行っています。
続けているうちに、次第に脳みそに「地域を盛り上げる」×「アイデア出し」という思考回路が“勝手に”つくられてきている気がしています。

先日、花火大会に行った時にもそれを感じました。
福岡市の大濠公園で行われる大濠花火大会。
6000発が打ち上がり、45万人が訪れます。

至近距離から観られるし、楽しかったのですが・・・
せっかく福岡のど真ん中でやるのだから、もっと工夫できないか?!と“ひとりブレスト”をしてみました。

まず時間。
90分間でしたが、私には長く感じました。
全国には音楽とコラボしたり、新作花火の競技が行われたりするような大会があるそうです。
またドバイでは6分間に50万発というギネス記録が生まれています。

短時間ならいいというものではありませんが(笑)現代では時間がとても貴重です。
趣向を凝らすことで、より飽きさせない工夫をすることはできそうです。

また、福岡市は「クリエイティブシティ構想」を掲げています。
そのコンセプトにのっとり、たとえばこの日は町中をプロジェクションマッピングなどで“花火シティ”にしてしまう。
あるいはヤフオクドームやサッカースタジアムなどでライブビューイングを行い、そこでも連動して花火を打ち上げてしまう。
専用アプリをつくり、花火の解説がリアルタイムに読めたり、写真や動画を綺麗に写せる機能もつけて、SNSでいい写真を拡散してもらう etc.

花火大会の費用は、1万発の規模で1~2億円かかるそうです。
せっかく予算をかけているわけですから、福岡の夏の風物詩として、国外からも人が集まるようなコンテンツに仕立てることができれば、もっと福岡も盛り上がるのではないでしょうか。

ブレインストーミングが習慣づくと、課題に直面したときに「どうしたら解決できるか?」と前向きに問題と向き合う姿勢が身につきます。
社内でもうまく取り入れると、組織としての課題解決力が楽しく向上するのでオススメです。

《まとめ》
ブレインストーミングで“問題解決脳”を鍛えよう。

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