COLUMN

コラム「社長の給料まる見え日記」

2017/02/16

【vol.436】丸見え動画で、ガッチリ!

3月から新卒採用が本格的にスタートします。
今年の採用活動のポイントは何か?
ズバリ「動画で丸見え!」です。

最近、私たちは買い物をする時、情報収集して、値段も見比べて、買うものをほぼ決めてから店に行きませんか?
(行かずにネットでそのまま買うこともありますね。)
とりあえず店に行って、店員の説明を聞いて・・・っていうこと、少なくなりましたよね?

若い人の就活スタイルにも、これがあてはまります。
「とりあえず、説明会に行く」「とりあえず応募する」という行動は敬遠し、
「よく知ってから受けたい」「どんな会社か、先にもっと知りたい」という意識が強くなっているのです。

ですから、企業側は“いかに情報を先出しするか?”が、ポイントになります。
その際、ビジュアルでの訴求、特に動画での表現が差別化をはかりやすいです。

では、何を見せるのか?
それは、よくあるイメージ動画ではなく、就活生が知りたい「リアル」をみせる動画です。
社内の風景、仕事の様子、あるいは採用活動に関する内容や選考の風景など。
説明会の内容を全部見せてもいいかと思います。

“仕事の体感”という点で例を挙げると、株式会社マイナビのムービーは、新入社員の一年を“本人の視点で”映像化しているところがユニークです。
時間が短いと、尚いいですね。

■仕事体感ムービー

また“オフィスの様子を見せる”という点では、ドローンを活用した下記の動画が見せ方を工夫していていい感じです。
社内の雰囲気が伝わってきますね。

■RECRUIT革命|OFFICE MOVIE

上記二つと似たような映像をつくろうと思うと、かなり手間ひまがかかります。
ブレスカンパニーで制作したケースでは、“社員の笑顔をとにかくたくさん動画で掲載する”という手法を取りました。

■オールハウス株式会社 採用サイト
http://www.allhouse.co.jp/recruit/

見て頂くと一目瞭然。
動画は写真よりも文字よりも情報量が格段に多く、そしてごまかしが効きません。
社風がいい会社、社員の満足度が高い会社ほど、強力な武器となるでしょう。

《まとめ》
若者の感性は鋭い。つくりこんでも見破られてしまう。
リアルさ、つまり本質が問われている。