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2016/02/10

ママたちが非常事態!?

こんにちは。ayakoです。

先日、NHKスペシャル

「ママたちが非常事態!? 最新科学で迫る ニッポンの子育て」

という番組を見ました。

 

この番組は、日本の母親たちが抱える子育ての深刻な悩み、

不安などの原因を最新科学で探るというもの。

 

産後の母親が孤独や不安を感じやすいのは、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が、

出産後に急減するからという理由がありました。

だからこそ母親は、人類700万年の歴史の中で「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」

のスタイルをとるようになったそうです。

 

 

母親は本能的に「仲間と共同養育したい」という欲求を感じます。

にもかかわらず、核家族化が進む現代環境では、それがかなわない、という事態に陥っている。

というわけで、ママたちが非常事態なんです。

 

これを見て、ふと思い出したこと。

現在、私がどハマりしているHNK朝ドラ「あさが来た」での子育て。

 

以前、ブログ記事の中で「あさが来た」の主人公、広岡浅子にびっくりぽんしたわけなのですが、

主人公、あさの子育て環境(明治時代初期)を見てみると、まさに「共同養育」。

みんなで協力して子育てしているわけです。

あさの家では、女中さんも何人かいましたし、お姑さんもいます。

育児も、家事もなにもかも共同でしているんです。あさは、それに加えて仕事もしていましたが、

周りには協力してくれる人だらけだったんです。

 

振り返って自分。

夫は、朝から晩まで働いています。子供と関わるのは、週末だけといった感じ。

もちろん、我が家も例にもれず「核家族」。

 

結果、わたしったら、家事、育児、仕事の全てのタスクを1人で背負っているんですね。

世の中の働くお母さんは、総じてこんな感じなんでしょうが、

ひとりで何役こなしたらいいのでしょうか。

現実問題、多忙を極めるどころの話ではありません。

 

少々、話がそれちゃいましたが、人類700万年の歴史の中で刷り込まれてきた「共同養育」

という本能があるにもかかわらず、ここ数十年で急激に崩壊した「共同養育」という育児環境。

 

一つの世帯としての共同養育が困難になった今、

やはり社会的なサポートはあればあるほど良いのは言わずもがな。

チームビルディングのスペシャリストとしても、

「女性も活躍できる社会になる」ための、こういった問題には

アンテナを高くしていたいと思います。

ayakoiphone 273

 

(ayako)